コミュニケーションが苦手…親に迷惑をかけないためには?

加藤たかこ

回答者
加藤たかこ
臨床心理士

ご質問

幼稚園から人とコミュニケーションをとるのが苦手

 

なにもしてないのに学校でいじめられたり省かれて家では殴られるし人を信じられない

 

人前では笑顔でいるが幼稚園から毎日死にたいと思っている

 

病院にいって自分がなんなのか知りたいが親に怒られそうで行けない

 

自分の存在があってもなくても変わらないきがして何も楽しくないし、生きてる意味がわからない

 

唯一ダンスが何もかんがえないじかんだが人と話せないと仕事がこないのですごくこまってる

 

気づいたら死んでそう

 

親に迷惑かけたくない

 

どうしたらいいでしょうか?

回答

初めまして。投稿頂き、ありがとうございました。

 

ご相談を拝見致しました。

 

小さいころから人とのやりとりにおいて、ご苦労を感じてこられたのですね。

 

何も思い当たることが無いのにいじめられたりされると、自分では全く対策を取ることができないので、どうしようもない無力感ばかりが残ってしまいますよね。

 

投稿者様の場合は、さらにご家庭でも殴られることがあるとのこと。

 

本当に過酷な子供時代を、過ごされてこられたことを思います。

 

あまりにも苦悩が深くて、ご自身の生きている意味などをも問われてしまうことがあるとのこと、日々の生活の中で投稿者様があまりにも様々なことに疲弊させられてこられた様子が、目に浮かびます。

 

またそのようなしんどい状況にあって、ダンスが投稿者様の心の支えとなり、ご自身を表現する方法となっていらっしゃるのですね。

 

辛い状況にあってもご自身の世界をしっかりと持たれていること、とても大切なことであるように思います。

 

けれどもそのダンスにおいても、人とのやりとりの苦手さが理由となって、仕事が中々入ってきにくい状況でいらっしゃるのですね。

 

今回私からは、
① コミュニケーションが円滑にできるためには何をしたらいいか?
② はぶられたり殴られたりするような関係を上手にこなすには、どうしたら良いか?
③ 親に迷惑をかけないように生きるには、どうしたら良いか?
という点に絞って、回答させて頂ければと思います。

 

まず①についてですが、コミュニケーションが苦手な人にも、様々なタイプの方がいらっしゃいます。

 

例えば・・
・はっきりと断れなかったりすることで、ぞんざいに扱われてしまう(ア)
・人と向かって話をすること自体に緊張してしまう(イ)
・人の気持ちを汲み取り切れくて、相手をつい怒らせてしまう(ウ)
などです。

 

投稿者様にとって、上記の中に近いものはありましたでしょうか。

 

もしも(ア)が近いのであれば、しっかりと自己主張できる力を持つことは大切です。

 

これは②のはぶられったり殴られたり・・にも、繋がってきます。

 

アサーショントレーニングという方法があって、これは自分をも他人をも尊重した表現の方法になります。

 

本屋さんでも探していただくと売っているので、探して読まれると参考になるかもしれません。

 

(イ) が近いのであれば自分から話をしようと思うよりは、話の聞き役に徹すること、人と話す前に軽いストレッチなどをして、身体をほぐしておくことなどが、緊張を緩めるのを助けてくれます。

 

さらに(ウ)が近ければ人とのやりとりだけでなく、生活の色々なことに対しても対処行動が思いつかず、「~こういう時どうしよう・・」みたいなことも多いかもしれませんね。

 

(ウ)に当てはまるタイプの人を助けてくれる場所は、病院の他にも色々とあります。例えば、このようなタイプの人が多く集まる当事者会は各地域にあります。

 

(ウ)タイプでは無くても、病院に行くのは親がダメと言いそうだから・・とのことですが、探すと電話でも応対してくれるところもあります。

 

もしも連絡できそうなところがあれば、連絡してみると、それだけで変化への第一歩になるかもしれませんね。

 

さて②のはぶられたり殴られたりについてですが、特に殴られることに関しては、身を守ることが第一だと思います。

 

投稿者様は殴られる時に、「殴られるのは自分が悪いから仕方ない」などと、思われてしまっていることはありませんか?

 

殴られる側が悪いから殴られて仕方がないということは、決してありません。

 

殴られたりすることには、きっぱりと拒否する権利があります。殴られそうになったら逃げたり身を守る、ということは、とても大事なことだと思います。

 

またはぶられることについても、10人人がいて10人が皆投稿者様を積極的にはぶるということは、あまり無いのではないでしょうか。

 

集団の場面では、他の人と一緒に投稿者様をはぶるそぶりをしなければいけない人の中にも、一対一であれば普通に応じてくれる人も一定数はいます。

 

まずはそういった、一対一のやりとりの中で関係性を築いていくことが大切なのではと思います。

 

さらに③の親に迷惑をかけないためには・・ですが、投稿者様のように親から殴られてもなお、自分が迷惑をかけているのでは・・と感じている方も、いらっしゃいますよね。

 

けれども親が何を迷惑と考えているかは、本当のところは聞いてみないとわからないことですよね。

 

私からは、もしも投稿者様が親に迷惑をかけていると思っていらっしゃるなら、そう思うこと以上に、返せることを自分のできる行動の範囲で返していってあげることが大切なのではないかと思います。

 

例えば
・自分がりんごを剥く時に、一緒に親の分まで剥いてあげる
・帰るのが遅いのであれば、時には早く帰る
・ご飯を食べた茶碗を流し台に持っていく

 

このような小さいことで十分だと思うので、そういったことを積み重ねていかれるのはいかがでしょうか。

 

最後になりますが、人とのやりとりが苦手だからダンスの仕事が中々こなくて・・とのことですが、人とのやりとりの中で一番大事なのは「挨拶」だと思います。

 

・朝帰りに「おはようございます。今日もお願いします」「お疲れ様です」と、メンバーに自分から声をかける
・以前一緒の現場に入った人と違う現場に入った際には、「先日はお疲れさまでした」と、声をかける

 

まずはそういったところから、スタートされてみてはいかがでしょうか。

 

また人は自分が現場に声をかけて貰ったら、自分も違う現場に声をかけてあげる、というような、「声をかける、かけられる」の関係で、人間関係を深めていきます。

 

投稿者様ももし声をかけて貰うことがあったら、別の機会ではその人に声をかけてあげるようにされてみてはと思います。

 

随分長くなりましたが、投稿者様のことを応援しています。

 

また何かあれば、ご連絡ください。

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