接客で過呼吸…発作を抑えて仕事に取り組むには?

2018.08.07公開 2018.08.27更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

ご質問

こんばんは、夜分失礼いたします。

 

来月から社会人になる大学生です。

 

実家暮らしでアルバイトはスーパーのレジ打ちをしていて、アルバイト先に就職する予定の者です。

 

接客業ということもありクレームが付き物であり、自分のミスではなくてもお客様や社員から叱られてしまうこともあります。

 

叱られることにより、過呼吸の発作を起こしてしまうこともあれば、家で自分の部屋に隠れてアームカットなどの自傷行為をしてしまいます。

 

家族はこれらのことについて何も知りません。

 

このようなことが度々起これば、仕事が務まるはずもありません。

 

これから自分の過失の有無によらず叱られることもあるとは思いますが、過呼吸にならず、自傷行為を止めるのに良い方法があれば教えてください。

回答

初めまして。
この度は、Remeサイトへご質問いただき、ありがとうございます。

 

来月から社会人になられるとのこと、色々と不安や心配はあるかもしれませんね。

 

しかも、接客業となれば、お客様からのクレームや叱責は日常茶飯事かもしれませんね。

 

誰しもクレームや一方的に叱られるような状況では、あまりいい気分はしないものです。

 

あなたの場合は、過呼吸発作を起こしてしまったり、自傷行為もしてしまうようで、今後のことを考えると心配ですね。

 

まず、こういった状況の場合、クレームを訴える人の心理を押さえておく必要があります。

 

クレームを訴える方の多くは、当然、不満や怒りを抱えている方が多く、それらの気持ちを「発散」することが目的です。

 

相手が誰だろうが一切関係はありません。

 

自分がいかに「被害者」であるかを誇張し、相手や会社を攻撃してきます。

 

すでにお分かりだとは思いますが、反論や正論は、まったく意味がなく、逆効果になります。

 

その心理を押さえたうえで、以下の方法を試してみて下さい。

 

① 反省するのは、最初の3分までにして下さい。

 

人間誰しも、本当に言いたいことは最初の2分程度で済んでしまいます。

 

その間(2分間)は、できる限りお客様の訴えをよく聞いてみてください。

 

後は、話を流す程度に聞いていればいいでしょう。

 

もちろん、この時にあまり自分を責めないよう注意しておいてください。

 

② ゆっくりと呼吸する。

 

お客様のペースに乗らない最大のコツは、自分の呼吸に注意を向けることです。

 

攻撃されている方(あなた)は、どうしても恐怖心から、呼吸が速く、浅くなりがちです。

 

恐怖心から思考が止まってしまい、何も考えられなくなってしまうこともあるかもしれません。

 

ですから、お客様の攻撃が始まったら、話の内容を聞くよりも、まずは自分自身に注意を向け、できるだけ緊張を緩めてあげるよう心がけてみてください。

 

そうすると、過呼吸などの発作も減り、自傷行為などであなたの心の中に溜まった怒りの感情を発散する必要が少なくなってくると思いますよ。

 

以上のことを頭に入れながら、実践できそうであれば、是非試してみくださいね。

 

これからも応援しています。

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