自傷行為をやめられないでいます。小学生の頃のいじめが原因です

2016.07.04公開 2018.04.19更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

ご質問

私は小学生の頃にいじめに遭い、それが原因で自傷行為をやめられずにいます。現在でも自傷行為は続いていて、父親がわりだった祖父が去年亡くなってから、余計に不安定になり、回数も増えました。

 

また、環境の変化に弱く、慣れない場所に行くと体が食べ物を受け付けなくなってしまいます。

 

当たり前ですが、母は私が手首を切る事をよく思っておらず、相談室に行く人の事もみっともないと思っている様です。

 

しかし、母も私には分からないように、私の事などで悩んでいるのを感じるので、これ以上心配かけたくありません。

 

大学の保健室の先生に、上記の事をどうしても話さなければならない状況になり、話した結果、校医(精神科)か学生相談室(カウンセラー)に相談した方が良いと言われました。

 

今まで誰かに話して楽になった経験が無いのと、私にはそこに行く勇気も話す勇気もありません。また、行って話せたとしてもカウンセリングや通院を進められるだけの様な気がしてしまいます。

 

私の家には、その様な場所に行けるほどの経済的余裕はありません。長文失礼しました。 よろしくお願い致します。

回答

ご質問、ありがとうございます。父親代わりであった祖父様がお亡くなりになられて、大変ショックを受けたことでしょう。

精神的にも不安定になり、自傷行為の回数も増えているようで、とても心配です。

おそらく、あなたの場合、不安なことや辛いことがあると、自傷行為を通して気持ちのバランスを取っているのでしょう。

そういう意味では、あなたにとって自傷行為は自己表現の一つなんだと思います。

この「自傷行為」を減ら…

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