聞き上手になるには?明日からできる簡単テクニックをご紹介!

2017.01.13公開 2019.05.16更新

きちんと話を聞いているつもりなのに「ねえ、聞いてる?」と何度も確認されたり、「あなたはいつも人の話をちゃんと聞かない」と非難されたりすることはありませんか?

 

こんな風に言われると傷つくし、イラッとして言い返してしまい、喧嘩になったり…とあまりいいことはないですよね。

 

「聞き上手になりたい」と思っても、どうしたらいいのかわからない…

 

ただ聞いているだけじゃダメなの?

 

聞き上手になるのは意外と難しい…

 

そう感じている人も多いのではないかと思います。

 

そこで今回は、誰でもすぐに実践できる聞き上手テクニックをご紹介したいと思います。

 

 

相手を信じるモードで聞く

誰かからうわさ話を聞いた時、あなたはどんな反応をするでしょうか?

 

「うそ!? まじで!?」と言うでしょうか?

 

それとも「え、本当に!?」と言うでしょうか。

 

和田裕美氏の著書、『人付き合いのレッスン -自分と相手を受け入れる方法』によれば、この二つの反応、意味は大体一緒でも、相手に与える印象が微妙に違うのだそうです。

 

「うそ!?」や「まじで!?」のような反応は、どちらかと言えば「そんな話、信じられない」「信じたくない」という否定の意味を含んでいます。

 

対して「本当に!?」という反応は、言い方にもよりますが肯定的な意味合いを含みます。

 

和田氏は同書で、「相手の人は基本的に否定されたり疑われたりするよりも、「本当?」と目をきらきらさせて信じてもらったほうが嬉しいし自尊心が上がる」と述べています。

 

確かに、最初から「うそでしょ?」という態度を取られるよりも、「本当? すごいね!」と言ってもらったほうが気分はいいですよね。

 

聞き上手への第一歩は、「相手の言うことを素直に信じて聞く」ことと言えるかもしれません。

 

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杉山崇

臨床心理士

神奈川大学人間科学部 教授

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2017年1月13日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。