うつ病を仕事しながら克服できる?3つのポイントを精神保健福祉士が解説

2018.08.01公開 2020.06.16更新

うつ病の時には休養をとることが最優先ではありますが、うつの時には働いてはいけないのでしょうか?

 

実際、働いていないと気が滅入ってしまう…という方もいると思います。

 

そこで今回は、うつを仕事を続けながら克服したいおと思っている方へ、うつのときにもできる範囲で働くポイントをお伝えいたします。

 

 

そもそもうつを克服するとは?

そもそも、うつを克服するとはどんなことだと思いますか?

 

うつの辛い期間もがんばればなんとか乗り切れるものなのでしょうか?

 

ちょっと疲れているときであれば、栄養ドリンクを飲んだりよく眠るようにしたり、なんとか体の調子を整えて仕事を乗り切った経験がある方も多いでしょう。

 

うつのときも体が重く感じたり睡眠リズムが乱れたりするので、同じように乗り切ろうと考えるかもしれません。

 

普通の疲れとうつが異なるところは、自分ががんばることではどうにもならないところです。

 

正確に言うと、がんばろうと思っても体がついてこなくなります。

 

そこで本コラムにおいて、うつを克服するとは、一時的にやり過ごすことではなく、がんばらなくても楽に活動を続けられる体調を取り戻すこととしてお話していきます。

 

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菊池恵未

精神保健福祉士

精神保健福祉士として、都内NPOにて精神障害者の支援を行う。就労支援担当として面接同行や就職後の業務メニュー作成などをしてきた。障害年金や生活保護受給の相談にものっている。JCTA日本臨床化粧療法士協会認定のもと臨床化粧アドバイザーとしてメイクアッププログラムを実施。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2018年8月1日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。