うつ病が治ってきたので社会復帰したい…何から始めれば?(40代・女性)

2018.01.11公開
村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

 
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ご質問

以前、相談をさせていただいた者です。

 

最近はうつ病は少しずつよくなっているのを自分でも感じられる位になりました。

 

日常も、夕方に眠くなることもありますが、ほとんど問題ありません。

 

友人と出かけたり、ヨガをしたり、家事や買い物も出来るようになっています。

 

頭痛もでることもありますが、頭痛薬でおさえられています。

 

ただ、やはり社会復帰をしたいと思っていまして、考えると焦りや不安感がでてしまうことがあります。

 

どのように仕事を探していったらいいのか、またどのような仕事が向いているのか、わからなくなってしまっております。

 

どのように仕事探しをしていけばよろしいのでしょうか?

 

出来れば、始めは短時間から始めたいと思っております。

 

アドバイス頂ければと思っております。宜しくお願い致します。

 

▼前回のご相談はこちら▼

 

回答

再度のご相談メールありがとうございました。

 

周囲のサポートを借りつつ、ご自身でもうつ症状が改善していることを実感されてきているのですね。

 

それは、とても嬉しいことですね。

 

私も、質問者さんが苦しい症状から解放されつつあることを、嬉しく思います。

 

社会復帰がしたいと思う意欲も、とても素晴らしいことだと思います。

 

ですが、社会復帰を、病気を安定させることより優先することは、焦りや不安につながってしまうこともあります。

 

まずは、うつ症状が気にならないほど、心身共に安定することを優先して頂ければと思います。

 

そのことを踏まえた上で、社会復帰に向けた準備についてです。

 

まずは、どの仕事であれば、働くことができそうでしょうか。

 

事務仕事なのか、接客業なのか、単純作業なのか。

 

今までどのような仕事であれば、苦痛を感じずに続けられましたか?

 

また、交通機関には、一人でも不安は感じずに済みそうですか?

 

仕事場に苦痛なく行けることも、社会復帰には大切な要因の一つです。

 

以前、私も体調を壊して仕事を退職したことがあります。

 

社会復帰する際には、通い続ける気力・体力があるかどうかが何よりも不安要素でした。

 

そのため、徐々に仕事の時間と日数を増やし、体に疲れが蓄積しないことを優先しました。

 

まずは、自分が無理をしないで働き続けることができる条件は何かを考えることが大切ではないかと思います。

 

また、質問者さんは、年齢的にも更年期に差し掛かっている頃ではないかと思います。

 

その年代の女性は、更年期症状によって、誰でも働くことが辛く感じることがあります。

 

無理なく通える場所はどこで、今まで働いた仕事内容で続けていけそうなことは何かを書き出してみませんか?

 

まずは、見える化をすることも、とても大切なことです。

 

繰り返しになりますが、質問者さんには、あなたのことを理解してくれている周囲の人がいます。

 

その人達に、仕事を始めたいことを伝えることも大切です。

 

合いそうな仕事を、アドバイスしてくれる方もいるはずです。

 

「働かなければ」と焦らずに、「そろそろ働いても大丈夫」と自分自身が思える気持ちが湧いてくることが大切だと、私は思います。

 

厚生労働省のHPの「こころの耳」の中に、「職場復帰のガイダンス(働く方へ)」というものがあります。(http://kokoro.mhlw.go.jp/return/return-worker/)

 

他にも、市町村によって担当が違うようですが、精神保健センターや、障害者職業センターなどでもリワークなどについての相談窓口があります。

 

自分一人で探そうとしなくても、力になれる、なりたいと思っている人はいるのです。

 

上手に利用して、長く勤められる仕事内容と、職場環境を見つけていきましょう。

 

焦らなくても、大丈夫です。応援しています。

村松真実

村松真実

看護師 心理相談員

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