私の親は「必ず子供が悪い。自分は正しい」の一点張りです

2017.12.11公開 2018.05.31更新
村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

ご質問

今現在「うつ病かな」と思います。私は今まで、いろんなことがありました。まず、今までの話をさせてください。

 

【中学まで】

 

田舎に住んでおり、小中学校はクラス替えがないので、友達関係で1回ごたごたすると、それからの学校生活は地獄のようでした。

 

気の強い人たちばかりで、毎日気を遣って生きていましたが、一時期浮いた存在になっていました。(中学の時の話です)

 

学年のボス的存在の女の子を敵に回してしまったのです。

 

私は頭も悪かったのですが、その人たちと同じ高校には行きたくないと思い、頑張って勉強して、進学校に行きました。

 

【高校】

 

保育園の頃からの唯一の親友と同じ高校にいけて、いい友達にも巡り会え、中学のときよりは心境的にはマシでした。

 

しかし、私は起立性低血圧を患っていることが判明し、高2くらいからだんだん学校を休むようになりました。

 

体のしんどさや、勉強についていけない苦しみや、学校を休むことへの罪悪感などからどんどん病んでいきました。

 

【家庭】

 

私は、高校の時まで自分の家が普通だと思っていましたが、だんだん自分はかわいそうなんじゃないかと思い始めてきました。

 

父親は、私が幼い頃から、機嫌が悪くなるといつもは怒らないことでも怒鳴ったり、ドアや物にあたったりしています。

 

私は父親の機嫌を損ねるのが怖くて、機嫌をとるようなこともよく言います。

 

母親は、普段は普通ですが、一回怒ると爆発的に叫び散らします。ヒステリックです。

 

ときには私が納得できないようなことでも、自分の非は絶対に認めようとしません。必ず子供が悪い。自分は正しいの一点張りです。

 

高1くらいまでは、私が謝らないと財布やスマホを没収して、謝罪するまで返してくれませんでした。そのたびに私は心が折られる感じがしました。

 

わたしの部屋の合鍵をもっているので、わたしが部屋にこもると部屋まで追いかけてきて、わたしがどれだけ嫌だといっても、ずっと部屋に居座ることもあります。

 

わたしは自分が病んでいるのを、高校の時の自分のせいだと思っていましたが、いろいろ調べているうちに、家庭環境の影響を受けているのでは、と最近は考えています。

 

大学一年生で、資格を取ろうと思っているので、往復4時間かけて通っています。

 

起立性低血圧なので朝が地獄のようにつらいです。

 

高校のカウンセリング、低血圧の病院に通っていました。

 

カウンセリングでは家庭環境についてよく言われました。

 

カウンセリングを受けたきっかけは、保健室で休んでいたとき、うなされているのを保健医に見つかったからです。

 

病院では、起立性低血圧の診断をもらいました。ちゃんとしたうつ病の診断はもらっていません。

回答

初めまして。ご相談ありがとうございます。

 

あなたは、中学の時のクラスメートとの関係を乗り越え、起立性低血圧に苦しんだ高校時代を乗り越え、往復四時間かかる大学生活を送っているんですね。

 

本当に頑張って自分の人生を切り開こうと考えて方なのだとメールを読みながら感じました。

 

まずは、頑張っている自分を素直に受け止めて欲しいと思います。

 

そのうえで、思うようにできないことを「だめだ」と考えすぎないことをおすすめしたいと思います。

 

起立性低血圧で思うように動けず高校を休みがちであっても、今は資格取得を目指し大学に通っています。

 

高校の時、両親との対応に苦慮し悩み事が深まってしまったとしても、今のあなたはその環境を頑張り抜き、大学の勉強を頑張っているのです。

 

うつ病かも知れないとセルフチェックを行うと、うつ病の可能性が高いと判定されがちです。

 

それは、「そうかも知れない」と考えた人がチェックする傾向があるからです。

 

もちろん、以前私もセルフチェックをしたところ高リスクでした。

 

ですが、うつ病というよりも、抑うつが強いということだったのだと、あの頃を振り返ると判断できます。

 

あなたは、「病んでいった」という症状が、うつ病ではないか、家庭環境が普通ではなかったのではないかと、納得のいく理由を見つけたいのかも知れません。

 

ですが、理由が見つかったとしても、そこから抜け出すことは周囲はサポートはできますが、あなた自身の「そこから抜け出したい」「自分を変えたい」という意志にかかっています。

 

答えは、一つではなく、自分の気質・家族・時代・知識などたくさんのことが複合して重なりあっている場合が多いのです。

 

往復4時間の通学だけでも、疲労は蓄積しがちです。

 

疲れたと感じた時は、勉強をほどほどにして休息をとることを心がけてください。

 

疲れた体は、心のマイナスの影響を与えることが判っています。

 

また、低血圧に悩む人が、どんな対策をとって生活をしているのか、調べてみるのも良いと思います。

 

同じ辛さを分かち合う人がいると知るだけでも、気持ちに変化があるかも知れません。

 

ご家族のことですが、家族だから「本音」が出やすく、自分の思う通りにさせたいという思いが強くなりがちです。

 

きっと、ご両親も、家庭以外では本音を隠し生活し、だからこそ抑えられた感情をだせる(と思い込んでいる)家族に、怒りや感情を出してしまったのだとも考えられます。

 

子供にとっては、とても迷惑な話ですが、あなたのメールを見て、私も高校生の時に、母が部屋に逃げ込んできたことが何度かあったことを思い出しました。

 

ご両親もきっと、色々な悩みを抱えているのでしょう。

 

今は、まだあなた自身の気持ちに余裕がないかも知れません。

 

「家庭に問題があるのではないか」と原因探しをするよりも、もう少し視野を広げて、いろんな人間がいて、いろんな家族の形があることを知ってみることが、今は必要ではないかと思います。

 

与えられた環境にめげずに、自分の力で生きている自分を認めてください。

 

そして、原因探しをするよりも、体が疲れた時はきちんと休息をとる、いろんな価値観や生き方があることを知ってみることをおすすめします。

 

未来は、いくらでも自分の考え方で変えることができるのです。

 

辛さを吐き出したくなったら、いつでもご相談ください。気持ちの整理に役立つかも知れません。

 

また、ちょっと手抜きをするくらいの生き方が、心に余裕ができるとも考えます。

 

あなたを応援しています。

シェア
ツイート
はてブ
あとで見る