曖昧な記憶や思ったように行動出来ないのは、ADHDのせい?

2017.12.26公開 2018.06.04更新
加藤たかこ

回答者
加藤たかこ
臨床心理士

ご質問

発達障害等のネットサーフィンした所、気になるところがあり、リミーのチェックをしたのですが解離性障害の可能性が高いと出ました。

 

ここ最近は、精神的に安定したので精神科での通院は一旦終了していました。

 

通院中の時は「軽い鬱があったのかもね」と言われ、また不安になったらおいでと言われました。

 

その後も上記の症状は有りつつも、職場の環境もあって自分なりにやって行けてました。

 

フラッシュバックの事を思い出したのですが、この件は医師の方に伝え忘れていました。

 

正直な所、フラッシュバック含め、言動の記憶や思ったように行動出来ないのは、ADHDだと思っていたのですが、こっちの方だったのでしょうか??

 

人格の分離や自分が別人に見えたりはしませんが、「あれ、なんでこう動いたんだ?」とか「なんでこういう事言ったんだ?」等のことはしょっちゅうあります。

 

もう一つ失礼します。

 

ネットサーフィンする中でAPDというのも知りました。

 

一対一の会話ではあまり無いですが、人数が増えたり講義や授業になると、音は聞こえるけども、言葉が読み取れないので、まるで洋画を自分で日本語字幕を付けながら聞いてる気分になります。

 

これもADHDの一つと考えていいのでしょうか?

回答

初めまして。投稿を拝見致しました。

 

通院終了後、ご自身の力で何とかやってこられたとのこと。

 

職場の方の助けもあったかもしれませんが、それでもご自身として不安もあったはずです。そのような中、よくやってこられたと思います。

 

また、元々フラッシュバックがおありだったそうですね。

 

今の段階として、フラッシュバックがあったとしても、それで生活が回らなくなる、ということは抑えられているということでしょうか。

 

そうであれば、次に通院を再開する機会があれば、その時に医師にお伝えするといいのかもしれませんね。

 

ところで、Remeのチェックをされた際に、解離性障害の可能性が高いと出たそうですね。

 

こちらのチェックは、診断を目的としたものというよりは、ご自身で気付きを得るきっかけとして考えて頂ければ幸いです。

 

投稿者様は日々の生活の中で、「何でこう動いたんだ?」「なんでこんなこと言ったんだ?」ということがしょっちゅうおありなようですね。

 

確かに、ADHDの傾向がある人の中には、自分が約束をしたこと自体を忘れてしまう方がいます。

 

また、興味があることに没頭していたり気持ちが傾きすぎていると、他の日常的なことを自分がやったかどうか思い出せないという人もいます。

 

これらは注意の配分の苦手さや、記憶できる量のスポンジの大きさが限られていることによるものです。

 

ですが、ADHDの要素が高いものであれば、言動に気持ちの流れとして説明がつくことが多いと言えます。

 

例えば、約束したことを忘れてしまったという例を取れば、他に気になることがあって、そちらに気持ちが向かい過ぎてしまい、聞いているようで聞いていなかった、というようなことです。

 

投稿者様が体験していることが、気持ちの流れとして説明がつきにくいのであれば、別の要素による可能性が高いのではと思います。

 

けれども、これはあくまで可能性の話であって、もしも気になるようでしたら、そちらも次に病院にかかられる際に、確認して頂ければと思います。

 

また、聴覚情報処理障害(APD)についてもご相談頂き、ありがとうございます。

 

ADHDをはじめとした発達の偏りがある方の中には、静かで刺激の少ない環境ならば良いのですが、多くの人がいる場面等では大事な情報だけを選別して取ることに、苦手さがある人がいます。

 

そういった方にお話を聞くと、

 

「雑音と話されている声が溶けあって聞き取りにくい」

「静かなところは良いけど、ザワザワしていると集中しにくい」

 

といったことを挙げられます。

 

また、お子さんであれば、読み書きの習得に影響を及ぼすこともあります。

 

ADHDの症状の1つとして位置付けられているかは定かではありませんが、何らかの認知特性としてそういった方もいるということは、情報としてお伝えできるのではないかと思います。

 

聴覚情報処理障害は、どちらかというと言語聴覚士が専門分野としています。

 

そのため、私もお伝え出来ることに限りがあるかと思いますが、もしまた何かご質問があれば遠慮なく投稿して頂ければと思います。

 

応援しています。

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