両親のネグレクト…両親の暴力と心身症でボロボロです

2017.12.30公開 2018.06.04更新
渡辺綾

回答者
渡辺綾
施設心理士

ご質問

2人姉妹の姉です。現在、わたしだけ、親とは疎遠です。親の都合で妹の面倒をみてきて、最近妹が体調を崩します。

 

病院に行っているそうで、軽鬱だそうですが、見ているとそこまでひどくみえません。

 

両親には、わたしだけがなぐられたり、暴言を吐かれてきました。

 

妹は小さな頃からネグレクト(育児放棄)を受けています。金銭面は親から援助あり、不自由していません。わたしは親から金銭的な面の援助は、ずっとありません。

 

妹を守るにも、小学生の頃から、わたしは妹に暴言を吐かれてきました。

 

ですが、最近妹は、わたしのことを恨んでいるみたいです。

 

わたしが妹に少しでも遠ざけた時期があったのが嫌だったようです、

 

しかし、わたしはその時、両親の暴力と心身症でボロボロでした。

 

その時は妹にも「なんで、こんなこともできないんだ」と言われて体調を崩しました。

 

現在は少し健康状態が良くなりましたが、わたしも20代で、自分の生活もあり、そこまで妹にできません。

 

それで恨んで、姉ちゃんはわたしを悪くいったからと思って無視します。

 

妹は成人して、就職し生活ができています。

 

わたしは「恨んでてもいい」と言いました。でも妹に励まされたことも応援されたこともありません。

 

わたしのことを嫌いじゃないのは解りますが、それでは心が折れそうです。

回答

こんにちは。投稿拝見しました。

 

これまで、親からの暴言暴力を一手に受け、よく耐えてこられましたね。

 

暴力がなくなっても心に残るものは大きく、それはそれは辛い思いをされてきたと思います。

 

まずは、これまで耐えてきてくださった投稿者様に感謝いたします。ありがとうございます。

 

そして、それは投稿者様の生まれ持ったお力そのものだと思います。

 

今は、妹さんはお姉さんの立場や状況を理解できないかもしれませんが、投稿者様ご自身がよくよく認め、これまでの頑張りを褒めていただけたらと思います。

 

文面から、かなり妹さんはお姉さんを誤解しているようにも思いますし、分かってはいるけれども、お姉さんと距離を感じた時に、寂しかった…。あるいは保護者に代わって、面倒を見てくれた大好きなお姉さんに見捨てられるのでは、と不安だったのでしょう。

 

その気持ちの強さが、のちに強い怒りに感じられたのでしょう。

 

投稿者様が感じておられるように、まさに愛情の裏返しですね。

 

分かってほしい、かまっていてほしいと…。

 

当たれるのは、甘えているからです。

 

やり方は間違っていますが、甘えられる存在だったのでしょう。

 

また、暴言暴力を見聞きするのも心理的虐待になります。

 

両親のお姉さんに対する言動が嫌だと感じ、傷ついていても、心的虐待の後遺症で、その場面を再現してしまうということがあります。

 

嫌なのに、同じようにしてしまう。それも虐待を受けた傷から生まれた症状なのです。

 

また妹さんも、ネグレクトを受けていたとのこと。

 

愛情の反対は無関心です。

 

ご両親のやられた事は許されることではなく、投稿者様に本当に根深い傷を負わせたと思います。

 

ですが、妹さんからすればもしかすると、感情をぶつけられる事はゆがんだ形ではありましたが、愛情をぶつけられる事と同じことで、放っておかれる事が妹さんは妹さんで辛かったのかもしれません。

 

お姉さんが羨ましく、つい当たってしまう…。

 

しかし、代わりにお姉さんが面倒を見てくれた。妹さんはそんなお姉さんを慕っていたでしょう。

 

最後の文面にもあったように、いくらそのような気持ちが隠れていても、さすがにそのような形でぶつけられ続けるのはお辛い…。その通りだと思います。

 

そして、妹さんはそれでも金銭的な援助もあり、普通に生活が送れている。

 

投稿者様の方が、妹さんのような気持ちを抱いてもおかしくはないのに、とても理解を示しておられますね。

 

世間一般にも気持ちを素直に表現するのは、心的距離が近ければ近いほど難しいものです。

 

投稿者様は、そんな周りの間違った感情表現を受けても、裏の真意を読んでしっかりと受け止めておられるように感じました。

 

それで十分ではないでしょうか。

 

そして、本当にこれまでよく頑張ってこられました。

 

ご自分を最優先に考えて行かれたら良いと思いますよ。

 

以前、私が恩師から言われた言葉を思い出しました。

 

人に何かをするときは、余力でやりなさい。

 

溢れるくらい幸せでないと、分け与える事はできない。と。

 

私が自己犠牲を払って、ボロボロになりながら、それでも義務的に誰かの役に立たなければと思っていたのを見かねてかけてくださった言葉だったのだと思います。

 

それでハッとしたのを覚えています。

 

まずは自分が幸せでないといけないし、その為にまず自分に手をかけなきゃいけないのだなと気付かされました。

 

投稿者様は整理できていないお気持ちや、我慢してためておられることが沢山あるのではないでしょうか。

 

よろしかったら、いつでもお話伺わせてくださいね。

 

心よりお待ちしています。

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