うつ病で希死念慮…再就職や仕事復帰の目安は?(40代・女性)

2018.01.06公開
村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

 
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ご質問

以前、希死念慮がでていると相談したものです。あれから、ヨガを始めたり、友達や先輩が気晴らしに誘ってくれたりして、不思議なことに、気持ちがだいぶ落ち着いて過ごせています。

 

訪問看護も始まるので、相談に乗っていただきながら来月からは過ごしていけると思います。

 

もし、このまま希死念慮がなくなって、順調に体調がよくなってきた場合、どのくらい体調が復活したら、お仕事への復帰の相談や準備をした方がよろしいでしょうか?

 

うつ病はぶり返しがあるから、焦ってはいけないとよく聞きますし、出来るだけ慎重にはと思ってはいます。

 

ただ、タイミング的に大丈夫な時がきたら少しずつ仕事をしたい希望はあります。

 

目安みたいなものがあれば、自分でも見通しを立てられると思って思います。

 

恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。

 

▼前回のご相談はこちら▼

回答

お久しぶりです。再度の相談、ありがとうございました。

 

ご相談者さんは、周囲の方に支えられながら、体調に合わせて活動範囲を広げておられるのですね。

 

精神的に落ち着きを取り戻しつつあるようで、安心しました。

 

ご質問の再就職のめどですが、かなり個人差はあります。

 

希死念慮や罪悪感、自己否定が強い時は、仕事を探す時期ではありませんが、うつ病が安定してきた目安としては、

 

●朝のゆううつ感が少なくなってきた

●規則正しいリズムで一日を過ごせるようになった

●寝ているよりも、起きて何かをしたいと思うようになった

●疲労感なく、昼間も起きて過ごすことができている

●交通機関を使用して、出かけることができるようになった

●仕事がしたいと気持ちが自然に出てきた

●運動や、家事などを続けてできる自信がついてきた

●人の言葉や態度に、敏感に反応しすぎなくなった

 

などが挙げられます。

 

仕事をする上では、交通機関に乗ることができることや、ある程度の時間仕事を続けられる集中力などがないと、職場に行くことや仕事を続けることが難しくなります。

 

まずは、気持ちの落ち込みの波は小さくなり、朝が辛くなく起きられ、一人でも買い物や運動などをしに行くことができるようになることが大切です。

 

その上で、仕事をどうするか、どのような仕事が自分には適切なのかを、主治医をはじめ、周囲の人のアドバイスを受けながら考えていくことが良いのではないかと考えます。

 

また、内服治療を継続しながら社会復帰も可能です。

 

「●●でなければならない」ことはなく、自分が無理なく働ける日数や時間帯を見つけつつ、徐々に自信をつけていくことが良いと思いいます。

 

今は、お薬と周囲のサポートを借りつつ、うつ症状をコントロールしている状態ではないかと思います。

 

焦らずに、一日の生活が自分で無理せずに組み立てられるようになることを目標にしつつ、自分の体調管理を行ってください。

 

ご相談者さんの症状が安定し、無理なく一日を過ごせるようになることを応援しています。

村松真実

村松真実

看護師 心理相談員

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