パニック障害とうつ病の友人から連絡が絶えない…対応方法は?

2016.07.02公開 2016.11.30更新
成田恵

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成田恵
臨床心理士

 
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ご質問

友人が癌になってから、うつの症状が強くなり、私の寝る時間や、休みの日のほとんどの時間、メールと電話で私自身の時間が取れなくなりつつあります。

「死にたい」と言われ、メールと電話を断るわけにもいかず、ダラダラと相手のペースに巻き込まれている状態です。

一回の電話で、5時間の時もあります。

「生活音を聞くだけでいいから」といいますが、私には私の生活もあり、さりげなく「そろそろ出かけるから」と言っても相手には全く通じません。

 

ハッキリ「今日は無理」と断ってもいいのでしょうか?

メールもすごい勢いで、旦那さんが休みの日以外は私の休まるところがなく、こちらが参ってきました。

カウンセリングの話をしても、1人の時間が多いせいか行きたがらず、家で過ごしています。

昼間はお母さんもいるようですが、お母さんと一緒にはあまり過ごしていないようです。

 

朝起きてメール、仕事中にも何度もメール、帰宅してからはメールと電話… 正直シンドイです。

丸一日1人の時間ができる時がなくなってしまい、私にはかなりシンドイ状態です。

上手い距離の取り方なんてありますか?

回答

こんにちは、ご相談ありがとうございます。

ご自身の生活への影響が出てきてしまう状態なのですね。

今後、仕事やプライベートの時間、寝る時間までもが削られてくると、ご友人を心配する気持ちはあるけれど、しんどく感じてしまう気持ちも強くなる可能性があります。

 

どう距離をとっていくかということですが、お話を聞く限り、ご友人は「誰かとつながっていたい」という気持ちが強い状況かと思われます。

もちろん正解はないと思いますが、「何か言わなきゃ」と気負う必要はないのではと思います。

あなたにご友人を支える負担が偏ってしまうと、支える事自体も難しくなってしまうので、あくまで「友人のため」という前提のもと、あなた以外に頼れる人がいないか一緒に探してあげるというのも手かもしれません。

 

もちろん、周囲のご家族やご友人は大切な存在ですが、不安やおそれの気持ちが大きくなっていることと思いますので、医師や臨床心理士といった専門家に頼るのも、適切な対処を行う上でひとつの選択肢になります。

現在は、家にいながらでも臨床心理士からSkypeカウンセリングを受けられる仕組みもあります。

無料の電話相談もありますので、そちらも検討材料にしてみてくださいね。

 

それと最後に、あなた自身を支えてくれる人はいらっしゃいますか。

支える人が支えられていることも、とても大切なことです。

ご友人を心配する気持ちはあるけれど、しんどく感じてしまう気持ちも強くなる可能性があります。

ご友人への接し方など、ご自身の悩みを相談出来る方との時間も大切にしてくださいね。

成田恵

成田恵

臨床心理士

心理相談室QueSera(ケセラ)代表

成田さんのインタビュー記事はこちら

心理相談室QueSera(ケセラ)代表

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