希死念慮が子どもの頃から続く…知っておきたい3つのこととは?

2016.12.13公開 2018.11.26更新

子どもの頃から、ふと「死にたい」「死んだほうが楽になれる…」といった風に考えてしまうことはありませんか?

 

このように、自分の死について考えてしまうことを「希死念慮」と言います。

 

そして長い間、続いている希死念慮をひとりで抱え続けるのは生きづらさにつながってしまいます。

 

そこで今回は、希死念慮が子どもの頃から続いて不安に思っている人が知っておきたいポイントをご紹介します。

 

 

希死念慮は特別なこと?

希死念慮は誰でも体験する

子どもの頃から死にたい気持ちが消えないと、「自分の心が弱いせいではないか」「周りに相談してもわかってもらえないのではないか」と自分を責めたりしてしまうかもしれません。

 

また、自分の心の弱さが不安になったりして、余計にネガティブな気分に陥ってしまうことがあるかもしれません。

 

このような状態はとても生きづらくて苦しいですね。

 

実は、希死念慮は心が弱いから感じるものではありません

 

確かに、神経質な人ほど自分の失敗などを気にしてしまい希死念慮に陥りやすいと言えますが、多くの人は人生で一度は「死にたい」という気持ちを感じているのです。

 

例えば、部活の試合や会社の重要な会議で、ここぞというときにミスをしてしまうと、とても落ち込みますよね。

 

そんなときにふと、「こんな役立たずな自分なんて、死んでしまったほうがいい」という考えが浮かんでくるかもしれません。

 

これも広い意味での希死念慮といえます。

 

また過去の研究で、特に中学生以上の女子において、希死念慮を感じている比率が高いというデータもあります。

 

希死念慮、という名前を聞くと、なんだか物々しくて大変な病気のように思えてしまいがちですが、実はこれは誰でも体験しうる大変身近な心の動きなのです。

 

【監修】杉山崇

臨床心理士

神奈川大学人間科学部 教授

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