うつ病の超初期症状とは?気づくポイントを元精神科看護師でうつ病経験者が解説

2017.01.27公開 2018.11.30更新
 

うつ病から早期に回復するためには、「いかに早く」自分の異変に気がつくか、ということがポイントになります。

 

早めに気がつけば症状も軽く済みますし、長く休職するということも避けられるかもしれません。

 

そこで今回は、「もしかしたらうつ病かも?」という症状に気がつくためのポイントを、元精神科看護師でうつ病経験者という視点からお話ししてみたいと思います。

 

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どうして異変に早く気がつけないの?

そもそも、どうして自分のことなのに、なかなか気がつかないのか、気がついても対処しないのかと思う人もいるでしょう。

 

端から見ると、たしかにそうなんです。「自分のことなんだから」と思うのですが、これが意外とできないもの。

 

私がうつ病になったとき、最初に気がついた自分の異変は、「今まで難なく書けていたレポートが書けない」ということでした。

 

学生の頃から、課題やレポートは、早めに取り掛かって仕上げてしまうタイプだったのですが、社会人になったある日、必要なレポートを書こうと思っても、1文字も書けなくなってしまったのです。

 

これは、それまでの自分と比較すれば、明らかな異変でした。あとから考えれば、うつ病の兆候だったのではないかと思います。

 

でも私は、疲れているからたまたま書けなかったのだろう、次の休日にちゃんと休めば大丈夫だろうと自分を過信してしまいました。

 

結局、私はそのレポートは最後まで書くことができず、休職せざるを得ない状況になりました。

 

うつ病になった人の中には、私と同様に、最初の異変を「たまたまだろう」とスルーしてしまう人が多くいるのではないかと思います。

 

小さな変化だと気がつかないか、気がついてもたまたまだと思い、重要なことと考えずに放置してしまうことはありがちなのです。

 

小松亜矢子

元看護師のフリーライター

自衛隊中央病院高等看護学院卒。22歳でうつ病を発症し、寛解と再発を繰り返し今に至る。自分自身のうつ病がきっかけで夫もうつになり最終的に離婚。夫婦でうつになるということ、うつ病という病気の現実についてもっと知ってほしいと思い、ブログやウェブメディアを中心に情報発信中。

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