愚痴の聞き方…心の専門家が実践する3つのポイントとは?

2017.02.04公開 2018.11.26更新
 

「あの人がうざい」

 

「こんなことがあって腹が立った」

 

「もう仕事なんてやめてしまいたい……」

 

日々過ごしていると、いろんな愚痴を聞く機会があると思います。

 

誰かの愚痴を聞いているとき、最初は一生懸命相手を元気づけようと聞いていても、話が長くなるにつれてだんだん面倒になったり、自分がイライラしてきたりといった経験はありませんか?

 

愚痴というのは、日常で溜まったストレスを発散するために、どうしても口をついて出てしまうものです。

 

しかし「愚痴を聞く」というのはただ人の話を聞くよりもとても難しいことです。

 

そこで愚痴を聞くとき、心の専門家が実践している3つのポイントをご紹介したいと思います。

 

 

相手のことを否定しない

愚痴を言いに来る人というのは「自分の気持ちを分かってほしい」と思っていることが多いです。

 

同時に、「この人ならわかってくれるのでは」という期待のもとに愚痴を言いに来ているのです。

 

だからこそ、愚痴を聞いている間は、その人の考えを否定するような態度を取らないようにしましょう。

 

自分が愚痴を言っているときのことを思い出してみてください。

 

相手が自分の考えに同調して「そうだよね」と言ってくれるとなんとなく安心しませんか?

 

逆に「それは違うよ」「あなたが悪い」といった態度を取られると、なんだかむっとしてしまいませんか?

 

これは、あなたが愚痴を聞く側に回ったときにも起こります。

 

聞き手に回ったときには、相手の言葉は否定せず、相手の気持ちに寄り添って話を聞くことに重点を置きましょう。

 

相手が欲しているのは、具体的な解決案や第三者からの意見ではなく、「自分の気持ちへの共感」なのです。

 

【監修】杉山崇

臨床心理士

神奈川大学人間科学部 教授

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