子育てでイライラしない人があえて実践する感情コントロール術とは?

2020.07.01公開 2020.07.02更新

【このコラムは実際に子育て中のママさん臨床心理士に解説してもらっています】

 

慣れない子育て生活で、子供にイライラ、夫にイライラ、さらにはそんな自分にもイライラ…。

 

イライラは自然な感情とも思える一方で、子育てであまりイライラしていなさそうな人もいますよね。

 

そこで今回は、「私、子育てでイライラしすぎかも…」と悩むママ・パパに向けて、実際に子育て中のママさん臨床心理士に、実体験や心理学的な視点から、心が楽になるイライラとの向き合い方や解消法を教えていただきました。

 

孤独になりがちな子育てでのイライラとの向き合い方や、手軽なイライラ解消法を身につけて、メンタルをすり減らさずに大切なお子様を育てていけるよう、一緒に考えていきましょう。

 

〈聞き手、編集:近藤雄太郎(Reme運営)〉

 

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子育てに協力的でない夫にイライラ…

近藤
子育て中にイライラしない人やその環境にはどんな特徴があるのでしょうか?イライラすることは異常なのでしょうか?

まず、イライラすることは異常ではありません。

 

自分の子供とは言え、別の人格を持った別の人間です。

 

そんな相手と24時間365日向き合うのですからイライラすることは避けられないことなのかもしれません。

 

むしろ、真剣に向かいあうために生じる気持ちであるともいえます。

 

その一方で、「子育て中、イライラはあまり感じない」と答える人もいます。

 

その特徴としては、以下の3つがあると考えられます。

 

母親を取り巻く様々なサポートがある

父親、自分の両親、地域のサポート、友達など様々な人との結びつきが多い人のほうが育児へのストレスを感じにくくなります。

 

子育てする前に小さい子供と接触した経験がある

母親の小さい子供と接触する経験である親への準備性(原田、2006)は、自分の子育てのストレスや感情に大きな影響を与えるといわれています。

 

子育てに生きがいを感じている

「子育ては生きがい」というように自分の人生の中でポジティブにとらえられている人ほど、育児ストレスが低くなる(宮元、2018)ことも指摘されています。

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飯田杏奈

臨床心理士 公認心理師

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。教育機関や療育施設、カウンセリングルームにて勤務。未就学児から大学生、大人までさまざまな悩みに向き合っている。二児の母として子育て奮闘中

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2020年7月1日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。

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