ヨガに救われて今がある。平凡でも幸せだと気づいたきっかけとは?

2017.08.03公開
 
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初めまして。山元温美と申します。現在は、京都のプライベートサロンやお寺、滋賀のヨガスタジオ、心療内科などでヨガを教えています。

 

この度ご縁があって、実際に心療内科などで実践しているヨガを動画付きでご紹介したり、心とヨガに関するコラムを書かせていただくことになりました。

 

初回の今回は、まず簡単に自己紹介をさせていただきます!

 

 

悩み多き学生時代に心理学と出会う

私は幼いころから心に興味があり(病むことも時々あったりして)、大学で心理学を専攻しました。

 

心理学を学ぶことで、「自分は何でこうなんだろう」「何で分かってくれないの?」といった日頃のしんどさについて解決できるのでは…と思っていました。

 

しんどかった頃は、病名を知るたびに、「私はこれなのかな、やっぱりこれかな」と、自分の状態を病名に当てはめては悩む…ということを繰り返していました。

 

 

ヨガと出会って救われた

大学でインドについての授業やカウンセリングの授業があって、その時にヨガを知りました。

 

そして、そのヨガに私は救われました。

 

ヨガのティーチャートレーニング初日、「変わりたい!変われるかも!」と意気込んで行った私。先生が最初にこんなことを言ったんです。

 

「変わりたいとか、もっと良くなりたいとか思って来たかもしれないけれど、みんなはそのままで十分。100パーセントです。」

 

この言葉に、思わず泣いてしまいました。

 

当時、自分の思う100点を無意識のうちに目指して毎日過ごしていた自分に気付かさせれました。「あ、私…頑張ってたんだ」と。

 

もちろん、それで全てがガラッと変わったわけではないですし、今でもまだ心のクセはあるしムラもあります。

 

でも、ヨガを実践することで、他人軸で振り回されまくっていた私に軸が少しずつ戻ってきたり、軸があるからこそ、自分のゆらぎも受け入れられるようになってきました。

 

 

「非暴力」「盗まない」という教え

ヨガは、ポーズ、瞑想、呼吸法など様々ありますが、それ以前に、「八支則(はっしそく)」という、守るべきもの、自己実現をするために踏むステップとされる決まりのようなものがあります。

 

その八支則の中にある、「ヤマ(日常生活で行なってはいけない5つの心得)」、「ニヤマ(日常生活で実践すべき5つの行い)」を初めて聞いた時、びっくりしました。

 

ヨガを始めたての私は、全然守れていなかったんです(笑)

 

やったほうが良いことの一つに「非暴力」というのがあって、相手に対しても自分に対しても暴力的にならない、ということを心掛ける考え方です。

 

例えば、お酒を飲み過ぎるのは、自分を痛めつけていることになるので、自分に対して暴力ですよね。あと、倒れこむくらいまで働くことも自分に対して暴力的です。

 

他者に対して暴力的なのは分かりやすい一方で、自分に対しても優しくしてあげることがとても大切というのが、当時の私には目から鱗でした。

 

あと、やってはいけないことに「盗まない」というものがあります。

 

物を盗むことは分かりやすいですが、それだけではなくて、例えば、約束の時間に遅れることが相手の時間を「盗む」ことになってしまいます。

 

他にもそういった教えがヨガにはあって、私はポーズより、そういうヨガの教えで人生が変わったと思っています。

 

ヨガを行う上で欠かせない「八支則」については、ぜひ次回以降で紹介させていただきたいなと思っています。

 

 

ヨガが妊娠・子育て中にも役立った

妊娠中や子育て中は、心が不安定になりやすい時期でもあります。

 

私自身、妊娠中は「子どもが無事に生まれてきてくれるかな」とか、「大丈夫かな」とか、いろいろと心配はありました。

 

そんな時には、ヨガから教わったことを振り返ることで、

 

「別に、生まれてくる子が完全じゃなくても良いじゃないか」

「…というか完全って何?」

 

といった気持ちを持つことでき、「いま私に出来ることはお腹の中の子供を思い、深い呼吸をすることだけ」と、とても気を楽にすることができたと思っています。

 

良いも悪いも自分が勝手に作っているだけって部分が大きくて、「目の前にある物事は実が完全なんだ」という考え方が子育てにも役立っていると思いますね。

 

これから先も色々あると思いますが、きっと受け入れられる…。そういう考えもヨガで培われたと思います。

 

 

平凡でも平坦でも幸せだと気づく

ヨガのトレーニングに行く前、「ヨガをしている人は、常に落ち着いていて波風もたたず、平和なんだろうけど人生楽しいのかな」と疑問に思っていたんです。

 

でも今は、平凡でも平坦でも、そっちのほうが幸せだと思うようになりました。しんどい時がないし、安心して自分の人生を楽しめています。

 

自分に対しての非暴力は、3年くらいで身に付きました。特に、教える立場になってからは、勉強もしっかりして普段の生活も気を付けるようになりました。

 

食べ物についても、できるだけ身体に良いものを食べるようにしています。ただ、ストイックになりすぎず、スナック菓子のようなものを楽しむこともあります。

 

「そういう時もあっていい」と自分を認めて食べています。食べて責めるのではなくて、「別に良いじゃん、人間だから」みたいな感覚です。

 

 

誰だって変われるチャンスはある

私は、誰に言われたわけでもないのに「こうあるべき」というのを自分で勝手に決めていました。

 

今までの人生で培ってきたいろんな経験や見聞きしたことで、無意識のうちにフィルターがかかってしまい、それが「こうあるべき」と思ってしまっていたんです。

 

自分にも経験があるから、頑張り過ぎてしまう気持ちはよく分かります。

 

だからこそ、「頑張らなくても、あなた自身の存在がどうこうなるわけではない、頑張らないことを選択するのも悪くない」ということを、ヨガを通して伝えたいですね。

 

私でもこうして変われたので、きっと誰だって変われるチャンスはあると思います。

 

 

さいごに

運動が苦手…という人もいると思いますが、全然大丈夫です。

 

実際、ヨガの先生は運動が苦手な人も多いんですよ。身体が硬い人もいます。(私も元々、全然柔らかくないですし、運動神経も悪いです。)

 

何年かかるかは人によって違いますけど、ヨガを続けることで、ちゃんと身体も柔らかくなってきます。

 

また、ヨガを実践することで、意識が自分に戻ります。

 

ふわふわ浮いていた私は、どっしりと根を張ることが出来るようになりました。ぼんやりと思い浮かべていたプライベートサロンのオープンも実現できました。

 

少しでも多くの人が、自分を好きになり、自分の人生を生きることが出来ますように。こころから応援しています!

 

次回以降もぜひお楽しみに!

 

 

20353936_1102316613201543_158969731_oA【執筆者】

山元温美

京都・烏丸御池「プライベートヨガSANKARA」オーナーセラピスト。ヨガインストラクターとして、京都の浄土宗金剛寺でのお寺ヨガ、滋賀のヨガスタジオ、心療内科でグループレッスンも行っている。現在1児の母として奮闘中。

 

 

普段、支援の現場にいらっしゃる方へ

最後までコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

Remeでは、支援の現場にいらっしゃる方にコラムという形で一般ユーザーに向けて情報発信をいただいております。

 

臨床心理士、精神保健福祉士、看護師、保健師、産業カウンセラー、支援機関の職員などの方で、ご自身の活動内容を含め、幅広くお書きいただき、読者の皆さまに有益な情報を発信いただければと思っています。

 

コラム執筆にあたってノルマや納期はございませんので、ご本業にご迷惑がない範囲でお願いできればと思います。詳細につきましては、お問合せ後にお知らせさせていただきます。

 

Remeのミッションである「こころの専門家へのアクセスの向上」「こころの健康に関するリテラシーの向上」の実現のために、お力をお貸しいただけますと幸いです。

 

 

ご興味をお持ちいただけましたら、下記フォームよりお問い合わせください。24時間以内にご連絡いたします。

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