LGBTとは?割合・カミングアウト対応例・インタビュー【臨床心理士&当事者まとめ】

2018.11.22公開 2019.05.16更新

性的指向と性自認って?

「同性愛と性同一性障害って何が違うの?」

「オネエはどれに入るの?」

 

など、疑問が浮かんできた人がいるかもしれません。

 

このような疑問を解消する切り口として、「性的指向」と「性自認」について解説します。

 

性的指向

どんな性別の人を好きになるか(恋愛や性愛の対象とするか)という、人間の根本的な性傾向のこと。大きく「異性愛」、「同性愛」、「両性愛」に分類される。

 

性自認

自身がどの性別に属するかという感覚、自己の性別認識のことを指す。

 

身体の性別と一致することもあれば不一致となることもある。

 

大きく「男性自認」、「女性自認」、「その他の自認」に分類される。

 

性的指向・性自認の具体例

例えば、ゲイの当事者の方は、性的指向が同性に向く「同性愛者」のため、性的指向のことで悩むケースがあります。

 

また、性同一性障害の方は、性自認が体の性別と一致しないため、性自認や身体のことで悩むケースがあります。

 

このように、性的指向で悩んでいるのか、性自認について悩んでいるのか、という視点で考えると、悩むポイントが違うことがわかりますね。

 

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アセクシュアル(無性愛)

「アセクシュアル」と呼ばれるセクシュアリティがあります。

 

これは、「無性愛」と呼ばれ、「他者に対して、恒常的に恋愛感情や性的欲求を抱かない人」のことを指す時に使われます。

 

病気ではなく、一つの性のありようです。

 

もしかしたら、「異性を好きになれなくて悩んでいる…」という人の中には、アセクシュアルという、一つのかけがえのないセクシュアリティを持っている方がいるかもしれません。

 

実際、「異性を好きになろう」と頑張って苦しみ、うつ状態だったけど、アセクシュアルという一つのセクシュアリティを知り、

 

「無理に誰かを好きになろうとしなくていいんだ」

 

と思えるようになり、気持ちが軽くなったという経験を持つ方と接したことがあります。

 

様々な悩みの解決策を、一つの当たり前とされる方向に、無理やり導こうとするのではなく、多様なセクシュアリティを理解すること。

 

このことが、「本当はどうであったら自分らしいのか」「どうあるのが自分なのか」ということを見つける手立てとなることもあるのです。

 

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  • 本記事は2018年11月22日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。

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