不眠の原因・改善法って?不眠が続くとどうなる?臨床心理士が解説

2018.11.23公開
 

日本人は成人の20%が慢性的な不眠に悩まされてると言われる「不眠大国」です。

 

みなさんの中にも、

「なかなか寝つけないな」

「夜中に何度も目を覚ましてしまう」

「寝たはずなのに日中も眠気がある…」

という方がたくさんいらっしゃるかもしれません。

 

不眠は身体や心にさまざまな悪影響があります。

 

本日は不眠の原因や改善法をお伝えしますので、是非不眠が重症化してしまう前に、参考にしていただければと思います。

 

不眠の原因とは?

不眠にはさまざまな原因があります。不眠の原因によって、改善法も異なりますので、まずは自分の不眠の原因はなんだろうと考えてみてください。

 

刺激物

カフェインやアルコールなどの刺激物が原因で不眠となっている場合です。

 

カフェインには覚醒作用があり、個人差はありますが、飲んでから30分後くらいから効き始め、効果は4時間から8時間持続すると言われています。

 

珈琲だけではなく、紅茶や緑茶にも含まれている場合がありますので、注意してください。

 

アルコールは寝つきは良くしますが、睡眠の質を下げ、夜中に目を覚ましやすくします。

 

また利尿作用もありますので、余計目が覚めてしまいます。寝酒は睡眠に最も悪影響があるので注意してください。

 

生活習慣

生活リズムの乱れなど、生活習慣が原因で不眠となっている場合です。

 

明け方まで起きていたり、夕方に早く寝てしまったり、生活リズムが乱れていると、適切な時間に寝付けなくなります。

 

人間は朝に太陽の光を浴びることで、セロトニンという神経伝達物質が分泌されます。

 

セロトニンには体内時計をリセットする作用があり、夜に適切な時間に寝られるようになります。

 

生活リズムが乱れていると、朝日を浴びれずセロトニンが分泌されないため、寝つきが悪くなる可能性が高くなります。

 

ストレスやうつ病などの病気

心理的なストレスが原因となったり、うつ病などの病気の症状として不眠となっている場合です。

 

心理的なストレスが強いと、ぐるぐると考えて寝つきが悪くなったり、寝中に何度も目が覚めてしまいます。

 

うつ病などの病気の症状として不眠になっている場合も、寝付けないなどの同様の症状や、朝早くに目が覚めてしまい、そのまま寝付けないことが多くなります。

 

石上友梨

臨床心理士

大学・大学院と心理学を学び警視庁に入庁。5万人の職員のメンタルヘルスを管理し、カウンセリングや心理検査、メンタルヘルス講義、拳銃選手のメンタルトレーニングなど幅広く活動。6年目で退職し、フリーランスに。発達障害を支援する活動に力を入れている。‬>>HPはこちら

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