比較するなら他人ではなく「行動を起こす前の自分」

再就職への不安を乗り越えるには?

まず行動してみる

人の意見も大切ですが、結局決めるのはあなた自身であることに違いありません。

 

あなた自身の目で、耳で確かめてみてください。

 

自分自身が行動し経験することで気づきが生まれ、次に何をするのかが見えてきます。

 

他人と比較しない

多少なりとも目標にすることはあっても、比較すること自体が無意味です。

 

人それぞれであってあなたと同じではないのです。

 

もし比較するのであれば「行動を起こす前の自分」とです。

 

就職活動していく中、これまでできなかったことや分からなかったことが減ってきている自分に気づいてきます。

 

その気づきがあなたの自信へとつながっていきます。

 

周りの支援を利用する

最初は誰でも不安です。

 

見知らぬ人と話をするのですから。

 

しかし自分の気持ちや思いを人に語ってみることで気持ちが楽になってきます。

 

そこで抱えていた疑問も解消されることもあるでしょう。

 

一緒に悩み考えてくれるというのは「心強い味方」です。

 

 

ハローワークのメリットは?

失業手当や再就職手当が支給される

退職すると離職票が発行されます。

 

それを持ってハローワークで手続きをすることで、各種の手当が支給されるようになります。

 

これには一定の要件がありますので担当者に問い合わせてください。

 

ハローワーク経由だと採用されやすい

一般に就職情報誌などを経由し採用された場合、企業側は転職サイトなどに20~30%の報酬を支払わなければなりません。

 

一方、ハローワークを経由した場合は、その採用コストはゼロです。

 

また採用基準も転職サイトや公募に比べ低いのが特徴で、結果として採用されやすくなります。

 

 

ハローワークのデメリットは?

ハローワーク経由の人材の質が低い

企業側にとってハローワーク経由での人材に疑問視することもあるようです。

 

ハローワークは一般的な転職サイトと違い、マッチング機能などがないため基本的に誰でも応募できます。

 

つまり求人の条件を満たさない方の応募もあるのです。

 

中にはせっかく面接を設定しても予定日に来なかったというケースもあり、こういったことの積み重ねがハローワークに対するマイナスイメージにつながっています。

 

 

再就職時、パニック障害が不利になった?

採用側からみればそうではないのでしょうが、私に限っていえば不利になったことはないように思えます。

 

確かに初期の頃は不採用になることばかりで落ち込みはしましたが、パニック障害が理由とは思っていません。

 

ただ採用側とマッチしなかっただけということです。

 

 

再就職がうまくいったポイントは?

うまくいったポイントというと、私は「介護」に特化していたので高齢者に対する思いや熱意を採用側に伝えたことでしょうか。

 

ただ利用者の面倒をみたいというだけではなく、どう寄り添って支援していきたいかということを伝えるようにしました。

 

その際には、自分の疾患についても話すことがありました。

 

辛い時期を過ごしてきたからこそ、他人にも心を込めて接していきたいとお話ししました。

 

介護業界の人手不足ということもあり、逆に採用を辞退させていただくことが多かったように思います。

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

 

再就職に対し不安は誰にでもあり得ることです。

 

しかし、不安や恐れといっても将来のことであって、今ではありません。

 

まずはご自身が行動することで、その不安や恐れは払拭できることでしょう。

 

そうしていく内に、ご自身の中に気づきが生まれ自信につながっていくのです。

 

ハローワークも一長一短があります。転職サイトなども活用しながら一歩踏み出してみてください。

 

きっと大丈夫ですよ。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

精神保健福祉士より
就活中には様々な不安が起こりますよね。大きくは「就職が決まるかどうか」と「仕事を続けられるか」の不安に分かれると思います。「就職が決まるかどうか」はまさに企業とのマッチング次第です。「就職が決まるかどうか」という不安に対してはまず行動を、「仕事を続けられるか」という不安には必要なスキルを身に着けたうえで、面接時に熱意や思いを伝えるという方法がよかったのだと思います。
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  • 本記事は2018年12月16日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。