デメリット対策すれば、オープン就労はいいことづくし

障害者雇用の給与の低さ対策

精神障害者が真っ当な収入を得る方法をまとめました。

 

一見、難しそうですがシンプルなことなのでぜひ参考にしてみてください。

・とことん節制し学資保険に入る

・副業で複数の収入源を作る

・オープンで一般企業に入社する

・障害年金の支給を受ける

とことん節制し学資保険に入る

節約は基本中の基本です。無駄なものは買わない。

 

私のお小遣いも月1万円ですし、全て飲食代や仕事上の付き合いで消えていきます。

 

でも「チリも積もれば山となる」です。

 

子供の笑顔が将来見られると思ったら少々の我慢も耐えられるものです。

 

副業で複数の収入源を作る

いわゆるアフィリエイトという手法です。自分のブログに広告を貼って月1万は超えるようになりました。

 

私は極度の飽き性なのでたまにしか更新しませんが、それでも立派な収入源となってくれています。

 

2018年は副業元年と言われた年でした。皆さんも無理なく続けられる副業を実践してみてはいかがでしょうか?

 

アフィリエイト以外にも様々な副業があるので調べてみましょう。

 

その際、在籍している会社が副業禁止かどうかチェックしておくと、トラブル回避に繋がります。

 

オープンで一般企業に入社する

何としても収入が下がるのだけは嫌だという方は、病気のことを企業側に打ち明けて、普通に働くのも一つの手です。

 

疾患が軽度の方なら可能ですね。

 

しかし、いざ体調が悪くなった時や欠勤や早退・遅刻が続いた時は、他のスタッフもとより企業側も対応に困ってしまいます。

 

私自身、クローズで入社しては何社も体調を崩して転職を余儀なくされました。

 

ある程度の覚悟が必要となってくる選択肢ともいえます。

 

障害年金の支給を受ける

うつ病や躁鬱病などの精神疾患でも障害年金を受けられる場合があります。

 

障害の程度に応じて支給されるので、障害者手帳は欠かせません。

 

また受給には厳しい審査があり、ちょっとやそっとの申立書では不支給になることも少なくありません。

 

主治医の診断書や自分で記入する申立書、この2つが大変重要になってくるので受給したい場合は「どのような障害のせいで何が大変で、何ができないか」を詳しく書くことが重要です。

 

最近は街の社労士の方が手伝ってくれることが多いので、とりあえず話を聞いてみるのもいいでしょう。

 

【関連記事】

>>障害年金とは?等級・金額・所得制限について

>>障害年金の受給資格・申請方法のポイントって?

 

私が感じた3つのデメリット

・休憩が多いと非難された

・社内で孤独

・不調を訴えにくい

休憩が多いと非難された

誰だって休憩マシマシで仕事をしたいものです。

 

ストレスや喫煙欲を我慢して、2時間に1回というようなペースで勤務しています。

 

そんな中、「辛いんで休憩しまーす」と1時間に1回休憩を取っていたら、「なぜあの人だけ!?」となってしまいます。

 

上司が許可していても、障害の詳細は他のスタッフについては把握していないことが多々あるので、不満が出てくることもあります。

 

現に私も直接言われたわけではありませんが、他の障害者雇用の方に「陰口言われているよ」と教えてもらったことがあります。

 

精神疾患を持っていても、気持ちのいい職場環境を構築することは大切なことです。

 

社内で孤独

あまり気にしてはいないのですが、「腫れ物に触らないようにしよう」というような感覚は常時感じています。

 

「職場では同僚と和気あいあいと過ごしたい」という方にとっては辛いかもしれません。

 

一人ぼっちで昼食を食べていますが、私は「気を使わない休憩」が好きなので、あえて話の中に入っていくようなことはしないです。

 

仲良しこよしをするために働いているわけではないですから。

 

不調を訴えにくい

突然のパニック発作や気分の急降下など精神的な揺らぎはつきものです。

 

障害の特性をよく知らない方にとっては、「さっきまであんなに元気だったのに」と思う健常者の方もいらっしゃると思います。

 

就労日数を重ねるにつれて「今辛いのかな?」とか「帰らせてあげた方がいいかな?」という配慮も可能になってきますが、症状が重いときや働いてまだ間もない時は、周囲を戸惑わせてしまうこともあるでしょう。

 

 

仕事を続けることで自信になる

収入面やデメリットは働いていくうえで、いくつも何回も遭遇します。

 

そこで、「もうだめだ!退職だ!」と悲観的にならずに、休みながらでもいいので自分のペースで仕事を続けることが大切に思います。

 

いままで築き上げてきたブロックを壊すのは簡単です。しかし、仕事を続けていくとブロックは高くなり、自信へ繋がります。

 

あなたらしく生きればいいと私は思います。

 

臨床心理士より
障害を伝えることで周囲から正しい理解を得られ働きやすくなる一方で、周囲の目や孤独感で居心地の悪さを感じてしまうこともあるかもしれません。障害と一言で言っても、人によってまったく違います。自分の症状と経過、また配慮してもらいたいことなど、担当医やカウンセラーと一緒に考えてから会社側に伝えるとよりよい理解が得られるのかもしれません。そして、なにより「その人らしく生きること」が大切ですね。
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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2018年12月29日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。