友達はいらないと前向きに思える5つの特徴とは?精神保健福祉士が解説

2019.01.05公開 2019.05.16更新

友達はいらないと前向きに思える5つの特徴

1.メディアの「友達幻想」に惑わされない人

メディアには「友達が大勢いる人は、幸せで明るい人生を送れる!」というメッセージで溢れています。

「生涯の親友との友情を描いたドラマ」
「大勢の友達と賑やかに楽しく過ごすドラマ」

ドラマの世界では友達は本当に素晴らしいものだと描かれています。

 

しかし、現実の友達はドラマのような単純なものではありません。

 

煩わしいことも沢山あります。

 

メディアは、友達の良い面だけを切り取り誇張したファンタジーです。

 

これをきちんと理解している人は、煩わしい友達ならいらないと落ち着いて考えることができます。

 

2.友達に期待しすぎない人

友達に自分の全てを理解してもらうことは不可能です。

 

親との愛着が不安定な人は、愛着の再構築を求めて友達に期待してしまう傾向があります。

 

友達に依存しすぎるのは危険なことです。

 

そもそも、他人が自分の全てを理解するのは、夫婦でも親子でも無理なのです。

 

ドラマには「友達なんだから、どんな悩みでも打ち明けてね!」といった台詞が溢れています。

 

友達に対する期待値が高すぎると、ニーズが満たされなかった時の落胆も大きく、「私には、すべてを分かり合える本当の友達がいない」と考えてしまいがちです。

 

友達とは、部分的に共感しあえることはあっても、全てを分かち合うのはそもそも無理なのです。

 

これをきちんと認識できている人は、友達に期待しすぎず「本当の友達がいない」と悩むこともありません。

 

3.家族と過ごすのが好きな人

夫婦仲良く、家族で過ごすことが好きな人。

 

パートナーや子どもたちと家族で充実した時間を過ごせる人は、面倒くさい友達はいらないと前向きに考えることができます。

 

4.人に合わせるのが面倒くさい人

人に合わせるのが面倒な人は、友達と過ごすより一人で過ごす方が気楽に過ごすことができます。

・友達の食べたいものを気にせず、自分が本当に食べたいものを選んでゆっくりと味わう。

 

・買い物も友達の顔色を伺わず、自分のペースでじっくり時間をかけて選ぶ。

 

・映画も美術館も、相手の都合や趣味に気を使わずに、自分の見たいものをゆっくりと見る。

人に合わせるのが面倒な人は、友達がいない方がむしろ気楽!と前向きに考えることができます。

 

5.自分の価値観やライフスタイルがしっかりしている人

・自分の生活が充実している

 

・自分のやりたいことがしっかりと定まっている

 

・更に自分を向上させるために、自分のために時間を使いたいと思っている

こういう人は、誰にも邪魔されない自分の時間を大切にします。

 

惰性で友達とつきあうのは時間のムダ、面倒な友達とのつきあいはなるべく減らしたい…と、前向きに一人の時間を過ごすことができます。

 

 

さいごに

今回は友達はいらない!と前向きに思える人について考えてみました。

 

友達と一緒にいたい理由が、「寂しそうな人と思われたくないから…」という人がいます。

 

周りはそんなにあなたのことを気にしていないかも知れませんし、他人からどう思われるかばかりを気にしていては自分の人生を楽しめません。

 

自分のやりたいこと、自分の価値観をしっかりと持って、面倒くさい友達ならいらない!と前向きに考えられるようになるといいですね。

 

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桜衣真里

精神保健福祉士

大学院修士課程修了後、専門学校、短大講師等を経て、公的機関の相談員として勤務。精神保健福祉士、保育士のダブルライセンスで、家庭問題、子どもの発達、保育・教育・療育関連の仕事に従事。東京都出身。二児の母。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年1月5日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。