心配性で疲れる…特徴・原因・4つの克服方法とは?精神保健福祉士が解説
「エアコン、消したかな?」「忘れ物はないかな?」「明日のテストうまくいくかな?」
…心配性の人は、いつもいつも何か心配しているので、それだけで疲れてしまいますよね。
心のエネルギーが心配事に吸い取られてしまうのです。
心配性はどうすれば克服できるでしょうか?
今回は、心配性の人の特徴、原因、克服方法について考えてみたいと思います。
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心配性の人の5つの特徴
あなたの周りに心配性の人はいますか?もしくは、あなた自身が心配性でしょうか?
次のような特徴がある人は、心配性に当てはまるかも知れません。
戸締まりが心配
心配性の人が共通して気にするのは、戸締まりです。
・鍵を閉めたか?
・ガスを消したか?
・エアコンを消したか?
何度も点検したのに、やっぱり気になって戻ってきてしまう。
これでは毎朝が大変。出勤前にヘトヘトになってしまいます。
忘れ物がないかが心配
「忘れ物がないか?」をとても心配する人もいます。
毎日の持ち物はもちろんのこと、封書に入れた書類も、何度も点検してから糊付けしたのに、やっぱり気になって、封を切って点検してしまう…。
そして、もう一度新しい封筒に宛名から書き直し…。
こんなことを繰り返していては、本当に疲れてしまいますよね。
うまくできるか心配
テストやプレゼン、試合、交渉等はもちろんのこと、朝礼での短いスピーチもうまくできるか、心配性な人は延々と気にしてしまいます。
何かあるたびに、
・夜眠れなかったり、
・冷や汗をかいたり、
・血圧があがったり…
これでは、健康も壊してしまいます。
どう思われたか心配
自分の発言や態度が周囲の人からどう思われたか?思い出しては気になってしまう人がいます。
「あの時、ああいう言い方をするんじゃなかった」
「もっとこう言えばよかった」
「あんなこと言わなければよかった…」
と、延々と一人ダメ出し反省会をしてしまいます。これでは人間関係も疲れてしまいますね。
ずっと先の将来のことが心配
若い頃から老後を心配する人がいます。
年金をはじめ、社会保障と税の制度設計には確かに様々な問題があります。
メディアでも年金崩壊とか、財政破綻といったセンセーショナルな報道が繰り返しなされるので、心配性の人は気になってしまいます。
でも、ずっと先のことを心配していたら、今の生活が全く楽しくなくなってしまいます。
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- 本記事は2019年1月8日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。