自己否定がやめられない原因や克服法!良い口癖を精神保健福祉士が解説

2019.01.09公開
 

「私ってダメな人間だ」「もう終わりだ」「生きていてもしかたがない…」

 

など、自己否定的な気分から抜け出せないことはありませんか?

 

このような思考から抜け出すにはどうしたらよいのでしょうか?

 

今回は、自己否定がやめられない原因とその克服方法について、考えてみたいと思います。

 

自己否定の5つの口癖・言葉

「あーあ、暇だな」

心の中に、虚無感、空虚感の感情がある時に出る言葉です。

 

時間があってのんびりできることは、本来良いことのはずですが、「時間を持て余して、何をしてよいかわからない」とつい口をついて出ることがあります。

 

また、

「本当はやることがいろいろあるはずなのに、思考がまとまらず、何をすればよいかわからない」

という状態の時にも、この言葉がでる時があります。

 

あーあ、暇だな…という口癖を繰り返していると、だんだん

「暇→つまり、私は、必要とされていない」

と、更に自己否定的な感情につながることがあるので注意が必要です。

 

「無理、できるわけない」

自分の能力を否定する言葉です。

 

「自分には無理」と自分の能力を自分で限定して、挑戦の意欲を失ってしまっている状態の時に出やすい言葉です。

 

誰もやりたくないような仕事、嫌がらせで押しつけられた仕事、本当にできない仕事の場合は、勿論、断ってよいし、断る力も必要です。

 

しかし、自分の成長につながりそうな仕事を「無理」「できるわけない」と否定的に考えてしまうのは、成長の機会を逃してしまいそうで勿体無いですね。

 

「もうダメだ、終わりだ」

問題解決の方法が見いだせず、どうしてよいかわからない時に出る言葉です。

 

思考停止状態に陥りそうな時、または敢えて、思考を停止したい時に出やすい言葉でもあります。

 

「疲れた…消えたい」

心身ともに疲弊して弱っている時に、出やすい言葉です。

 

誰でも頑張って働いた後は疲れますので「疲れたー」と感じますが、「疲れた、ゆっくり休みたい!」ではなく、

「疲れるから、こんなに苦しい人生を、もう終わりにしたい、消えたい」

というのは、ちょっと危険な状態です。過労、睡眠不足が極まっている時に出やすい言葉でもあります。

 

「私なんて…いない方がよい」

「私なんて…生まれてこなければよかった」

「私なんて…この世にいても仕方がない」

「私なんて…」

自分の存在に価値を見いだせない、自己否定感情が高まっている時に出やすい言葉です。

 

いじけて拗ねている時、「そんなことないよ」と言ってほしくて、愛情を引くために言う場合もあります。

 

しかし、愛情を与えてもらえない、人生に絶望しているような状況で、この言葉が出て来るのは要注意です。

 

桜衣真里

精神保健福祉士

大学院修士課程修了後、専門学校、短大講師等を経て、公的機関の相談員として勤務。精神保健福祉士、保育士のダブルライセンスで、家庭問題、子どもの発達、保育・教育・療育関連の仕事に従事。東京都出身。二児の母。

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