中年の危機・ミッドライフクライシスの男性対処法5選を臨床心理士が解説

2019.06.05公開 2019.08.26更新

仕事のやる気が突然出なくなる…。休みがちになってしまう…

 

成功している後輩への劣等感、自分の経済状況や健康状態に対する不満・怒り…

 

家計のために無理して仕事を続けた結果、アルコール依存に…

 

今日、“中年の危機”に直面する人はけっして少なくありません。

 

上記で挙げた感情により、

・対人関係の幅が狭くなる

・一人になりがちで、答えのない暗闇にはまってしまう

という負のループになりがちです。

 

そこで今回は、第二の思春期とも呼ばれる“中年の危機”に焦点をあて説明していきます。

 

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男性の「中年の危機」とは?

「中年の危機」は大きく分けて3つの課題に分類することができます。

 

1.健康に対する不安

中年期の危機の特徴として、健康に対する不安が強くなってきます。

・以前に比べて健康に対する関心・不安が増えてくる

・近親者の死によって自分の余命を意識し始める

といった感情が湧きやすくなってきます。

 

2.仕事に対する不安

ご自身の余命に対する意識が芽生えることにより、自分自身が、

「あと、どれだけのことをやれるのか?」

という気持ちが生じやすくなってきます。その結果、

・新しいことへのチャレンジはもう難しいのでは…と落ち込む

・以前のように仕事に集中できない、意欲もわいてこなくなる

・今後の出世に限界を感じる

といった心理状態に陥りやすくなります。

 

3.人生や家庭に対する不安や不満

・何によって自分を認識できるのか?

・仕事以外に自分らしさはあるのか?

・子どもが成長した今、妻とどういった関係を築けばよいのか?

・老年期の親との関係性をどうしていけばよいのか?

・自分が打ち込んできたものはなにか?そこから何を得てきたのか?

・自分の生き方はこれでよかったのか?

といった人生、家庭に対する不満が生じやすくなります。

広瀬絵美

臨床心理士

心理学の大学を卒業後、広告会社にて勤務。退職後、心理系大学院修士課程を修了し臨床心理士資格を取得。精神科病院にて従業員のメンタルヘルスケア業務に従事する。また、国立研究所にて職場組織や妊婦さんのメンタルヘルスに関する研究にも携わっている。理想的な「ワークライフバランス」を目指し、研究と実践の両面から支援を行っている。一児の母。

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年6月5日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承の上、お読みください。

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