ネット依存症の8つの例、背景にある2つの心理、3つの解決策とは?

2016.07.18公開 2019.05.16更新

 

ネット依存のベースにある2つの心理

ネットに依存した生活では、他人とのコミュニケーションが図れませんし、自分だけの一方的な世界におぼれていることになり、心も体調も壊していくことになります。

 

ネット依存になるベースには、

・何もしない時間ができることに不安を感じてしまう

・誰かとつながって承認されたいという気持ち

などがあるからと言われています。

 

他人とのコミュニケーションは、傷つけられることもありますが、一方的でない、多面的で自分では見えなかった視点があることに気が付くことができ、自己成長につながります。

 

 

ネット依存症を解決するには?

まずは、自分がネット依存症であることを自覚することから始まります。その上で、ネットから離れる時間を強制的に作り、その時間を増やしていきます。

 

この作業をする時は、誰かに協力してもらうと、他人とのコミュニケーションを通して、より早く簡単にネット依存症から抜け出せます。

 

ネットを見ない時間を決める

これは、ただやらない時間を決めても、暇になると見たくなるため、見ない時間にやることを決めておくことがポイントです。

 

サークルや○○教室に通い始める

ネットを必要としない他人との関係を作り、ネットでは得られない刺激を受けることで、ネットをしない時間を増やしていきます。

 

目的をはっきり決めてから、ネットを見る

ネットを見ることが目的だから、ネットをだらだらとみてしまうため、目的が達成できたら速やかにネットをやめることがポイントです。

 

 

さいごに

ネット依存から抜け出すために、まずご自身で出来る方法として、

「ネット依存を自覚する」

「ネットを見ない時間を作る」

ネット依存から抜け出して、自然や人間に目を向けて、自分の心を強くしていきましょう。

 

抜け出したと思ったあなたは、きっとネットを道具に戻すことができます。

 

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村松真実

看護師・心理相談員

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年7月18日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。