パラリンピックの選手に学ぶ、障害と向き合う強いメンタルとは?
自己効力感を高く維持できる
パラリンピックの選手は、当たり前のことができるまでにも努力が必要です。
そして、できるようになった事実は、自分の努力の結果と信じることができます。
その自信は、何気にできてしまった天才肌の人とは違う、積み重ねた努力の事実からなりなっています。
例えば、最初は車いすを扱うこともままならなかった自分が、何度もつまづきながら、試合で車いすを自分の足のように扱い、テニスやバスケットをすることができるまでになったり、諦めず努力した結果が、パラリンピックの選手までになれたことが挙げられるでしょう。
今まで通りに、自分自身が頑張ること、自己効力感を維持することが、勝利につながると信じることができる。
その強さが、パラリンピックの選手にはあると言えます。
できない自分を受け入れる
私たちは、他人と比較して、自分の能力を知らずに評価しています。
その中で、知らずに外見が優れている人や、スポーツ万能な人と比較することで、できない自分を嘆くことがあります。
ですが、パラリンピックの選手は、できない自分を受け入れ、できない自分をどう工夫し補うことで、弱みを強みに変えればいいのかという視点を持っているのではないでしょうか。
「できない自分」を受け入れることは、言葉で言うほど楽なことではありません。
“なぜ自分だけが”と不運を嘆く日もあったと思います。
ですが、できない自分を受け入れたからこそ、成長できる自分を得ることができたのです。
一つの壁を乗り越えた強さが、私たちの心を揺さぶるのです。
まとめ
自分の限界を作るのも超えるのも自分自身です。
パラリンピックの選手は、与えられた能力の限りを尽くして、自分の肉体を使って表現しています。
ですが、その肉体以上の強さを持つのは、メンタルの持ち方、モチベーションの維持の仕方です。
もし、あなたがいま、何かの出来事や現実に躓いて乗り越えられないと思っているのなら、パラリンピックの選手から送られてくるパワーを受け取ってみませんか?
きっと、その姿や強さに、学ぶことがたくさんあるはずです。
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- 本記事は2016年9月18日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。