気にしい性格で職場を転々…どうすれば安定しますか?

2018.01.24公開 2018.06.08更新
佐藤ゆみ

回答者
佐藤ゆみ
キャリアコンサルタント

ご質問

ここ2年間で3つほどアルバイト・契約社員を転々としています。

 

すべて人間関係が原因でやめてしまいます。

 

日々不安やストレスを抱えて仕事へ行きつつも、ある日ぷつんっと糸が切れてパニックになって行けなくなってしまいます。

 

元々心療内科には高校生のときから通っています。

 

わたしの性格はすごく気にしいで、人からの評価、目線、話し方にすごく敏感です。

 

今現在、販売員の契約社員として働いていましたが、先週から休んでおり、退職を考えています。

 

わたしはよく周りからいつも笑顔で悩みとか無さそう!と言われるタイプなのですが、性格はとてもネガティブです。

 

わたしの上司(Nさん)は、機嫌の上下が激しいです。

 

良いときは普通に接してますが、悪いとき、忙しいときは、わたしだけ八つ当たりされてると感じることが日々ありました。

 

他の方に聞いても、「そんなきつい言い方されたことない」「忙しいだけじゃない?」と言われていました。

 

でも、わたしにはそのNさんの怒っている顔、グサッと来る言い方にだんだん恐怖を感じることが多くなりました。

 

ついに、限界がきてしまい、ある日出勤するため、最寄り駅についた瞬間、めまいと動悸が止まらず、休んでしまいました。

 

その日から、もう仕事に行くのができなくなりました。

 

こんな状況です。どうしたらよいでしょうか?

回答

ご相談いただきありがとうございます。

 

これまでの2年間、人間関係が原因で3つの職場を経験していて、現在は、販売員の契約社員として働いているのですね。

 

しかし、感情の起伏の激しい上司Nさんの怒った表情、グサッとくる言い方に恐怖を感じるようになり、めまいや動悸がして先週から休んでいて、退職も考えているのですね。

 

今までも人間関係が原因で退職しており、日々不安やストレスを抱えながら仕事に行きながら、

 

突然その糸が切れたようにパニックになって、どうしても行けなくなってしまい、今回は忙しいときには自分にだけ八つ当たりされていると感じる日々があったとのこと…。

 

Nさんに対する不安な気持ちに耐えながら出勤していたけれども、そんな日々に限界が来てしまい、めまいと動悸に襲われてしまったのですね。

 

それほどつらい気持ちと戦いながら、よくここまで頑張って出勤されましたね。

 

ご自身のことを人からの評価や目線、話し方を気にしてネガティブな性格だと思っているようです。

 

しかし、それは裏を返すと、周囲に気をつかうことができる、場の空気がわかるということです。

 

上司のNさんの感情に合わせて振る舞ってきた分、今は、どっと疲れが出てしまった状態なのだと想像します。

 

まずそのようなときは、休んで心のエネルギーを回復させましょう。

 

一般的に心のパワーが少ないときに、退職などの決断をするのは避けたほうがよいといわれています。

 

なぜなら、判断力や認識が鈍っていて、本当に正しい結論が出せないからです。

 

現在は、契約社員として勤務されているので、簡単には休職できないかもしれません。

 

どなたか話ができそうな人に、事情を伝えて少しの間休みたい旨を伝えてもよいかもしれません。

 

今は症状は落ち着いているかもしれませんが、心の悲鳴が身体にアラームとして現れた状態です。

 

薬を服用しながら、まずは体調を整えてください。

 

そして、体調が回復してきたら、仕事をどうするか否かを考えていきましょう。

 

1つお伝えしたいのは、職場の人間関係の問題はどこでも起こりうるものであり、もしここで辞めたとしてもまたNさんと似た方に出会う可能性もあります。

 

だとすると、少しでも楽に職場での人間関係を築けたら、もしかしたら今の仕事を続けられるかもしれません。

 

そこで、人間関係の壁にぶつかったときに乗り越えるコツを少しだけお伝えすると、

 

必ずしも自分が原因ではないと思うこと、相手も完璧ではないと思うこと、よいときを思い出すことです。

 

実は私も以前の職場で、自分の機嫌のよいときはやさしいけれども、そうでないときは自分のイライラをぶつけてくる上司がいました。

 

正直、会社に行きたくないなあ…会いたくないなあ…と悩んでしまう時期もありました。

 

ですが、あるときから、

 

「自分が悪いわけではないのだから、とばっちりがきても自分のせいだと思わないようにしよう!」

「忙しくて余裕がないのだから、仕方ない」

 

と開き直っていくと、少しずつ気にならなくなりました。

 

Nさんは忙しいときに”自分だけに”八つ当たりすると感じるようですが、本当はどうでしょうか?

 

もしかしたら周りの人にも同じような言い方をしているけれども、忙しくお客様の対応をしているから、意外と気になっていないかもしれませんね。

 

ですので、八つ当たりをされたときには、

 

「自分が悪いのでも、否定されているわけでもない。言われているのは、自分だけではないかもしれない」
と思うことにしてみると少し楽になると思います。

 

また、あなたに対して怒っているわけではなく、職場の忙しさにイライラしているだけの可能性もあります。

 

感情の起伏なく、人に当たらずに落ち着いている上司であることに越したことはないですが、Nさんも人間ですので、常に完璧な振る舞いはできません。

 

そういうときは「また始まった!まったく…。」と自分から心の距離をとっていき、相手も仕事をたくさん抱えて余裕がないんだなと思ってみてください。

 

さらに、忙しいとき以外は普通に接しているのだとしたら、悪いときばかりではないはずです。

 

Nさんの機嫌のよいとき探しを始めてみると、いつも怒っているわけではないとわかり、Nさんに対して苦手意識が減るかもしれません。

 

もし、よいときはこんなときだな~と気づくことがあったら、同じことを試してみるとうまくいくことがありますので、頭に入れて置いてくださいね。

 

人からの評価や目線、話し方を気にする、ネガティブであると思っているけれども、それは気づく能力であるとも私は感じます。

 

場の空気や人の感情に気づくことで、円滑に人間関係が築けたこと、うまくいっていたこともあるのではないでしょうか。

 

一見マイナスに思えることも、質問者さんらしさにつながると思います。

 

無理をせず、自分の気持ちや状況を客観的に観察しながら過ごしていってほしいと思います。

 

長くなりましたが、まずは体調を整えることを第一優先に、今後どうするかをゆっくり考えてみてください。

 

上記でお伝えしたことをやってみても簡単にはうまくいかないかもしれませんが、
実験程度の気持ちでやってみると良いかもしれません。

 

それでもNさんに対する認識が変わらずだめだったら、退職しても良いと思います。

 

大事なのはあなたの気持ちです。

 

少しでも続けたい気持ちがあるのでしたら、その気持ちを大事にし、次を探すと決めるのでしたら、それでも良いと思います。

 

仕事を複数経験していることも、過去のことで、いずれ自分の糧になるはずです。

 

変えられるのは今と未来だけですので、どうぞ無理だけはせず、焦らずに、自分のペースで進んでいけることを願っています。

シェア
ツイート
はてブ
あとで見る