モーレツ社員がメンタル的に否定されるべき3つの理由とは?
②1つの価値観しか認めない危うさ
モーレツ社員の否定すべき理由の2つ目に、部下にも自分の仕事の価値観を押し付けることがあります。
・相手先や上司に誘われたら土日接待は当たり前
・上からくる仕事は必ずYESと言え
このようなモーレツ社員の掟を、部下にも求めることになります。
モーレツ社員は、自分はその価値観しか知らないため、他の価値観を持つ同僚や部下を理解できないのです。
それだけ、「仕事をやり続けること=自分の価値」という考え方しかなかったということでもありますが、周囲の人にとっては、とても迷惑な話です。
現在のように、多様化した仕事スタイル(短時間労働やフレックス、在宅勤務などのライフワークバランス)を認める社会の中では、モーレツ社員の考え方は、相手を認めず攻撃的になってしまう可能性や、自分自身が逆に否定されることにもなりかねません。
一つの仕事に対する価値観に縛られているモーレツ社員は、自他ともに生きにくいメンタルを持つ、否定されるべき存在のなってしまう可能性があるのです。
③いつかは身体も蝕む危うさ
モーレツ社員は、会社や上司の命令が絶対で「YESマン」でもあります。
そのため、自分やその部署のキャパシティーを考えず、仕事を受けてしまい、結局は締め切りや納期に追われ無理をし続けることになります。
自分の家庭・体を顧みる余裕がないため、気が付いたときは、本人を含めた周囲の社員や家族の健康が脅かされていることもあります。
モーレツ社員でいることは、会社に利益を与えているようでいて、力尽きた場合には、抱えていた仕事が周囲に負担をかけ、部署や会社の混乱を招く危険性もあるのです。
さいごに
モーレツ社員がメンタル的に否定されるべき3つの理由は、
「1つの価値観しか認めない危うさ」
「いつかは身体も蝕む危うさ」
が、周囲に与える負の影響が強いことです。
モーレツに命令に沿って仕事をすることにしか、自己価値を高める方法がない生き方は、あなた自身を壊す可能性がある生き方です。
もっと、広い世界で生きてみませんか?
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- 本記事は2016年9月26日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。