うつの再発が怖いです。再発を繰り返す自分が情けなく、死にたい気持ちです(20代・男性)

2016.08.01公開 2016.11.19更新
梶原成子

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梶原成子
臨床心理士

 
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ご質問

うつの再発が怖いです。働くことに対して自信を失い、再発を繰り返す自分が情けなく、死にたい気持ちです。

 

私は現在20代男で、会社員をしています。一年ほど前に現在の会社に転職しました。5月の初旬からかなり仕事が忙しくなり、肉体的、精神的にストレスを感じながらも仕事を頑張ってしまいました。

 

その結果、頻繁に頭痛や眩暈などの症状が起こり、ある朝起き上がることができなくなり、病院で診てもらったところ、自律神経の乱れが原因と診断されました。

 

その後も症状は改善せず、数日会社を休ませてもらい、心療内科を受診したところ「うつ状態」と診断され、1ヶ月の休職を命じられました。

 

問題は、今回が初めてではなく、以前働いていた会社でも同様の症状で半年ほどの休職を2度した経験があります。つまり今回で3度目の休職です。

 

薬物治療、カウンセリング、生活習慣の見直しなどを行い、完治とまではいかないもののかなり改善できたと思っていました。再発予防の為にも、現在まで1ヶ月に一度のペースで通院とカウンセリングもしておりました。

 

もう「二度とこんなに辛い経験はしたくない。しんどくなる前に対処しよう。」という思いで、仕事に励んでましたが、気付いたら身体症状が出始め、精神的に辛くても我慢して、自分の身体に鞭を打ち頑張ってしまいました。

 

その結果、3度目の休職です。原因はいずれも、業務過多と一人で抱え込みすぎだと今になって思います。

 

また自身の性格的な要因としても、過剰適応、周りの評価を気にしすぎる、周りに気を遣いすぎる、断れない、完璧主義、他人と比較してしまうなど典型的なうつになりますいタイプだと自認しています。

 

もう二度とうつを再発させないようにする為のアドバイスと再発を繰り返す自分に対する自己否定的な気持ちに対する対処方法を教えてほしいです。宜しくお願いします。

回答

ご相談ありがとうございます。

 

3度目の休職・・・そうならないように色々取り組んできただけに、その辛さや自己否定感はとても強いだろうと想像します。

 

ご自分で書いておられるように、自分が苦しくなる要因については充分理解してますよね。今度は対処法をしっかり考え、工夫する時です。

 

「しんどくなる前に対処しよう」と思って、どのようなことを気をつけてこられましたか?

 

すでに自分なりに工夫してきたことがあることでしょう。

 

あなたは2度も苦しい状態から、仕事ができるまで自分の力で立ち上がってきたわけです。その体験の中にあなたのこれからの対処法がたくさん詰まっています。

 

その体験を思い出しながら、苦しい時に助けになったこと、回復するためにやってみたこと、役立ったことを書き出してみましょう。

 

・生活習慣

・考え方

・対人関係の取り方

・休息の取り方

・体力のつけ方

・助けになってくれる人や物

 

など、自分でやったこと、医師やカウンセラーから教わったことを含め思い起こします。ポイントはどんなに細かいことでも、数多く書いてみることです。

 

それを見返してみるとどれほど多くのことをやったのか、どれほど多くのことを知っているのかに気づくのではないかと思います。

 

例えば、苦しい時には横になることが役立ったかもしれませんし、元気が戻ってきた時には、ジョギングをしたかもしれません。気分が辛くなった時は、誰かと話すのが役立ったかもしれません。

 

一人で抱え込みがちな時は

 

「後でもいいですか?」

「すみません。今手がいっぱいなので、他の人にお願いしてもらえませんか?」

 

と一度は言ってみるという方法も知っているかもしれません。

 

まずはこのように2度の経験の過程で学んできたことを整理してみましょう。

 

3度目に苦しくなったのは、対処法がわからなかったわけではなく、知っている対処法がその時に応じてうまく利用できなかったからではないかと思います。

 

ですから、今この時に整理し、どの状態でどうやればいいのか、自分のためのハウツー本を作る事をお勧めします。

梶原成子

梶原成子

臨床心理士

カウンセリングオフィスSola 代表
詳しい情報・お問合せはこちら

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