【中学生のいじめ】加害者に潜む4つの心理とは?臨床心理士が解説

2019.08.13公開 2019.08.14更新

子供がいじめられるかもという不安と同時に「なぜいじめをする子がいるのか?」と思ったことはありませんか。

 

そもそもいじめる子がいなければ、いじめがこれほど大きな問題になることはないですよね。

 

今回は、いじめの加害者の心に潜む心理を読み解いてみたいと思います。

 

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中学生のいじめ3つの特徴

中学生のいじめは小学生のいじめに比べて以下の点が大きく違います。

 

1. 組織化

中学生になり、子供達が成長してくると、いじめも組織化してきます。

 

学校の中に、「スクールカースト」と呼ばれる目に見えない階級制度が存在し、その階級全体がいじめたり、いじめられたりする対象になってきます。

 

ある一定の階級が全体で一人をいじめるという、1対集団という状況も起きてきます。

 

2. SNS・ネットを使う

一番大きな変化は、タブレットやスマートフォン、ゲーム機を持つ子が増え、ネットにアクセスできる環境が整うことで、SNSなど人とつながる会話ツールを使ったネットいじめが出てくることです。

 

ネット上で悪口を書いて拡散したり、会話グループ全体で無視したり、拒否したり、仲間はずれにしたりします。

 

ネットに書き込むと言う行為は自分を隠すこともでき、直接相手に言うよりも罪悪感も少ないので、ひどい事や傷つける事を安易に書いてしまいます。

 

3. 見えにくい

人前でのケンカやあからさまな無視などはせず、大人の前では「仲良し」を偽り、裏では集団でいじめ、ネット上でひどい扱いをしているという具合に、他人ばれないようにいろんな工夫をして、被害者を苦しめていきます。

 

また、いじめに気が付いている子供がいても、「次は自分がいじめられるかも」という不安から、関わらないようにする子も多いので、先生や親に報告することもありません。

 

このように、狡猾で陰湿に変化したいじめは、他人には見えにくく、闇に潜みながら進行していくので、いじめ被害に、親や先生が気付かないことも珍しくありません。

【監修】佐藤文昭

臨床心理士

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