専業主婦で仕事を探し中ですが、子育てと両立できる仕事が見つかりません(30代・女性)

2017.03.14公開 2017.03.21更新
鈴木祐美子

回答者
鈴木祐美子
キャリアコンサルタント

 
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ご質問

現在、専業主婦で、子供と一緒に過ごす時間を大切にしつつ、自分に合った仕事をしたいと考えています。

 

これから子供が成長するとともに、必要になる学費などを備えるため仕事をしたいと思っています。

 

前職は出張も多く営業職に近いアクティブな仕事をしていたため、これまでの経験を活かせる職場を探していました。

 

しかし、そういった仕事は全てフルタイム勤務が条件となるものばかり。

 

子供が(幼稚園や保育園、学校)などに行っている間を使って働ける職場というのは、ほとんど見つかりませんでした。

 

30代女性の中には仕事における豊富な経験や高いスキルを持つ人が、出産のため休んでいる、退職したというケースも少なくありません。

 

そういった女性たちが、限られた時間しか働けないという理由だけで、持ち味を活かして働けない現状はもったいないと常々思います。

 

女性の働き方の多様性は、どの業種であれ企業側も早急に解決すべき問題だと感じています。

回答

ご相談ありがとうございます。

 

「子どもとの時間は大切にしたい」。でも、「これから様々なお金がかかることに備え、無理のない範囲で自分に合ったお仕事を探したい」ということですね。

 

あなたは、専業主婦になる以前は、営業職(に近い仕事)をきっとバリバリとこなしていらっしゃったのでしょう。

 

今はお子様がいらっしゃって、限られた時間しか働けないという制約の中で、自分の持ち味を活かせる仕事がなかなか見つからないと感じていらっしゃるのではないでしょうか。

 

せっかく仕事を再開するなら、これまでの経験を活かせるお仕事をしたいですよね。

 

結論からお伝えしますと、「フルタイム、営業職に限定せずに何らかの形でキャリアを継続することが、お仕事再開への第一歩」だと思います。

 

まずは、自分の中にある思考の制限を外して、雇用形態や職種にとらわれずに求人の可能性を広げてみましょう。

 

その中で、あなたの持ち味を活かせる分野のお仕事を探してみることをお勧めします。

 

なぜなら、あなたの持ち味が活かせるお仕事というのは、フルタイムのお仕事とは限らないからです。

 

雇用形態や職種を限定せず、今までの経験に少しでも接点を持たせた形で仕事を探せば、結果的に今までのキャリアの点が線で繋がり、将来の本格的な仕事復帰に備えることができます。

 

今は給与が多少低くても、何も動かないよりもマシぐらいの軽い気持ちでも良いと思います。そうすれば、お子様との時間も大切にできますし、少しずつでもキャリアが継続できるはずです。

 

では、具体的にどのように求人を探せばよいのでしょうか。

 

例えば、営業を経験したからこそ機転が利くであろう、営業アシスタントの求人にまで可能性を広げると、勤務時間の短い求人が視野に入ってきます。

 

また、あなたが身を置いていた業界での知識を活かして、営業職以外の職種にチャレンジすることもできます。

 

営業職ではフルタイムの条件が多いとのことですので、そのような「営業職の周辺の職種」「営業職ではないけれど、自分の知識や経験が活きる職種」など、営業職にだけにとらわれずに求人を探していくと、妥協点が見つかるのではないかと思います。

 

また最近では、仕事における豊富な経験や高いスキルを持つ主婦層をターゲットにした人材紹介が注目を集めています。

 

もし首都圏にお住まいであれば、こういった人材紹介を利用することも一つの方法かと思います。

 

「女性の働き方の多様性は、どの業種であれ、企業側も早急に解決すべき問題だ」とのご指摘ですが、この問題については、すでにこのような人材系の企業が動き出しています。

 

そのような人材系企業では、週3日勤務や時短勤務で、少し高めの時給を設定して求人を紹介しています。

 

そういった求人が、正社員ではなく契約社員や派遣社員、パートタイムの求人であったとしても、いずれフルタイムで復帰しようと考えた時に、必ず経験が活きてきます。

 

一旦は、専業主婦としてキャリアが断絶してしまったとしても、何らかの形でキャリアを継続し、フルタイムに移行していくという方法を取れば、時間の制限がある状況でも、無理なくお仕事が再開できるように思います。

 

そして、子育て中であっても、女性がキャリアを継続し、家計のリスクヘッジをするとともに、自己実現をしていくということも大切なのではないかと思います。

 

雇用形態や職種にとらわれず、様々な観点からキャリアを継続する道を、是非探ってみてください。

 

今の問題に対して解決の糸口が見つかるのではないでしょうか。

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