精神を病んでしまったことがコンプレックスです(20代・女性)

2017.06.25公開 2017.07.06更新
ロケ民子

回答者
ロケ民子
正看護師

 
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ご質問

精神を病んでしまった過去をコンプレックスに感じてしまっています。

 

小さな頃から、両親や兄弟との関係に悩まされていたせいか、高校時代に精神的に潰れてしまい、20歳ごろに精神障害と診断されました。

 

それから何年もかけて、少しずつ心の持ち方や生活習慣を見直し、フルタイムでほとんど問題なく動けるところまで回復することができました。

 

ただ、そうしていざ社会に出てみると、なんとなく今までの自分の人生は言いにくいものであるような雰囲気を感じるようになりました。

 

私自身は自分の人生に自信を持っています。でも、他人には認められにくいというか、共有しづらいと感じます。

 

「精神的に潰れてしまった」という事実に対して、強い偏見を持っている人が多いような気がします。

 

ただカミングアウトする機会そのものが少ないので自分がそう思っているだけかもしれません。

 

今は、話せないことで周りに壁つくってしまっていることに悩んでいます。

 

また、前に進み続けてきたはずの自分の人生に、何か劣等感のようなものを感じてしまっている現状も悔しくて、そのモヤモヤした気持ちも、周りのせいにしてしまってるんだと思います。

 

▼前回の相談はこちら▼

回答

ご返信ありがとうございます。

 

また、あなたの過去の出来事、それからの経過や心境を教えていただきありがとうございました。

 

家族関係で悩み、精神的に潰れてしまった、診断がついたということに関して、あなたの中ではコンプレックスになっているのですね。

 

確かに、社会に出ると弱い部分を見せずに過ごしている人が多いかもしれませんので、自分の弱いところを見せるのは難しく感じることがあるかもしれませんね。

 

そしてそう思うと、ますます話しづらくなり、壁を作ってしまうというのも理解できます。

 

壁を作るのは自分を守る一種の防御反応として必要なことでもあります。

 

ただ、あなたの場合、人と関わりたいという思いをお持ちです。

 

ですが、関わることで自分の過去を話さなくてはならないと思うと、「理解してもらえないかもしれない」「怖い」などの思いが出てくるのではないでしょうか。

 

自分を守りたい思いと人と関わりたい思いの間で葛藤が生じているのかもしれませんね。

 

まず、精神障害という診断がついたというのは、一種の風邪を引いたという診断と同じもので、それが体か精神かの違いです。

 

ですから、たとえ診断がついたとしても、しっかり治療し、回復してフルタイムで働いているということに自信を持ってくださいね。

 

また診断は、風邪という診断と同じ、あなたの人生の通過点であってそれが一生のものではありません。

 

それよりも、そこから回復したということに目を向けてみてください。

 

きっと、その間いろいろな思いがあったと思います。それを乗り越えてきたことはあなたの人生で大きな価値になると思いますよ。

 

そして、あなたがおっしゃるように、診断を他人に認められない、共感してもらいづらいと思うのでしたら、特に全てを人に話す必要はないんです。

 

自分が話したいと思えば話せばいいし、話したくなければ話す必要はなく、いくら相手に求められても拒否することは自分で選択できます。

 

もし、人との距離を縮めることが怖いとお思いなら、「何がそう思わせているのか?」と自分に聞いて書き出してみるといいと思います。

 

そういった自分の気持ちを整理して、一つ一つ昇華させていく作業は一人ではなく、カウンセラーなどと一緒に取り組んでみることをお勧めします。

ロケ民子

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