家族に素を出せない…どうやったらいい関係を築けますか?

2018.01.15公開 2018.06.06更新
ロケ民子

回答者
ロケ民子
正看護師

ご質問

今回は、家族との接し方についてお聞きしたいと思っています。

 

私は現在、母、祖母と3人で生活しています。

 

弟、妹は大学に通うため上京していて、両親は離婚しているため父とは別居しています。

 

家族に対して、感謝はあるのですが、嫌いなところがあったりしてどうしても自然に接することが苦手です。

 

社会人になって少し忙しくなってから、ますますイライラすることが増えたような気がしています。

 

家族の「嫌いなところ」とは、変な癖があるとか加齢臭がするから嫌だとか表面的なことよりも、

今まで自分が育てられてきた環境や親の考え方といった根深い問題が多いです。

 

例えば、祖母はやたら物事の言い方が上から目線であるところが嫌いです。

 

ずっと専業主婦として生きてきて、大卒の今の環境も知らないくせに、私の進路について「こういう職業につくべき」とか意見をしてきます。

 

また、一度「大学院に行こうか迷っている」という話を素直にしたら、大学を出るのに働かないとは何事か、と血相を変えて怒られました。

 

子供の頃も「勉強しろ、勉強しろ、」ととにかく言われました。

 

成長してからは、人にはそうやって偉そうに言うのに自分では何も示せていないじゃないか、と思って幻滅することが増えました。

 

母は、収入が少ない母子家庭で子どもを3人育て抜いた苦労人で、その点で特に感謝はしています。

 

ただ、そうやって苦労してきたから、そんなの当たり前だ、といって私の弱音を弾いてしまうので、素直に気持ちを話したりすることができません。

 

私は、結構落ち込みやすかったり、心身ともにあまり強くない、と自分のことを分析しています。

 

なので、無理をしないようにしよう、ここはこんなふうに甘えよう、といったふうに生活しています。

 

全部素直に話したら、いろいろ言われてしまうだろうなと思って素直に話すことができません。

 

上記は一例ですが、日常の中の些細な瞬間に考えが合わなかったりして、イライラしたり上手く接することができなくなってしまいます。

 

特に、自分の考えを言っても素直に

 

聞いてもらえないだろう、どうせ否定されるだろう、

 

という今までの経験に基づいた考えがあるため、自分の話をしようと思えなくなってしまいます。

 

家族に関わらず、人間だれしも必ず合わないところや嫌いなところがたくさんあると思います。

 

そうしたとき、なるべく円滑にコミュニケーションを取るため、どうした心持ちでいればいいか、アドバイスいただけたらと思います。

 

特に、相手に否定されるとどうしてもつらくなってしまうので、そうなったときにどう気持ちを立て直せばいいのか分かりません。

 

前回の相談はこちら

 

回答

こんにちは。再度、ご相談ありがとうございます。

 

あなたのストレスはお祖母さん、お母さんにあることが文面より理解できました。

 

小さい頃からお祖母さんに指示され、自分の意見を言っても否定されて過ごすのは窮屈で苦しい生活を過ごしてきましたね。

 

また、先にお母さんに弱音を吐かれると、自分の悩みも相談できなくなりますね。

 

今は弟さん妹さんもいないとなると、なおさら気軽に話す相手もなくストレスが溜まることでしょう。

 

きっと家族の中で生きづらさを感じていることだと思います。

 

そんな環境であなたはよく頑張っていますね。

 

そしてサイトに相談して、なんとかあなたの状況を改善しよう思う前向きな気持ちを感じます。

 

今回の内容と拝見すると、今までのご相談内容は、いつも気を張って過ごしてきた中で出てきたものなのだと思われます。

 

これは自己防衛本能のようなもので、自分にとって都合が良い方法や対応を経験の中から学び取ってきたものです。

 

そのことが良いか悪いかというよりも、都合が良いか都合が悪いかと捉えてみてください。

 

円滑なコミュニケーションをとるためには、まず相手は自分と同じ考えを持っている人は誰一人いないと思うことです。

 

違って当たり前。意見されて当たり前です。

 

というのも、それぞれの人間は生まれてからの経験や価値観を通して、起きている出来事を判断して行動します。

 

ですから、どうあっても100%一致することはありません。

 

今は、相手と考えが合わなくてイライラしたり落ち込みますね。

 

その感情は、あなたの価値観で人を見ている時に起こりやすいです。

 

これは練習すれば変わります。

 

ただ相手は「こう思うんだな」と違いを感じたり理解する練習です。

 

あなたの意見を尊重し、相手の意見も尊重する。

 

二つの間の意見の違いをただ理解するというスタンスです。

 

逆を返せば、たとえあなたの意見を否定されたとしても、それは相手の価値観であなたを見ているということ。

 

だから自分では自分のことを否定せず認めてあげることです。

 

もし次に否定されて落ち込むことがあったら、「私は人と違っていい。私は私の価値がある」と自分に言ってあげるといいですね。

 

あなたが心地よく生活できるよう引き続き応援しています。

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