周りのことを気にしすぎる…気疲れを抑えるには?

2018.10.10公開 2018.10.29更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

ご質問

幼い頃より両親が不仲で、暴力はありませんでしたが、お金のことや家事のことなどで八つ当たりをされ続けていて、精神的に参っていました。

 

その後10代のときに不安障害を患い高校を退学、幻聴や自殺したい気持ちを抱えながら生き、一度は通院をやめることができました。

 

しかしその後、仕事につくたびに人間関係に疲れ、仕事が続きません。

 

主治医には適応障害→気分変調症という診断を受けました。

 

薬を飲んでいればよくなりますが、やめると悪化します。

 

しかし、病院の担当医すら怖いと思うときがあります。

 

診断を受けた病院は唯一心開ける主治医でしたが、休暇に入るとのことで通うのをやめてしまいました。

 

病院に行っても何も変わらないし、せかせかイライラしている先生をみると自分のことなんか話しちゃいけない、と思ってしまいます。

 

「軽症のくせに診察長引かせるなよ」って思われてるんじゃないかなって思います。

 

それでも昔よりは落ち着きましたが、今まで感じてきた心のもやもやや悲しみ、怒りが消えず苦しいです。

 

思えば人に利用される、嘘をつかれて悪者にされることが多かったし、影が薄いなどの悪口を言われることもありました。

 

マウンティングされることもすごく多かったです。

 

旦那にそれを相談すると、「子供っぽい、被害妄想だ。」って言われてしまって悲しいです。

 

私だってこんな思いしたくありません。

 

体調万全で生きていきたいです。

 

結婚したときは友達にまで張り合われて人と関わるのもおっくうになりました。

 

される以上、私に何かしらの原因がのあるかもしれませんが、もう気にするのも苦しいです。

 

いろんなことを気にしすぎて疲れました。

 

子供なんて持てる気もしないし、生きてていいのかなあって思います。

 

支離滅裂ですみません。

 

本当に、人と関わりたくなくて、つらいです。

 

人と関わるときに気を遣って疲れてしまうのを抑えるうえで何かできることがあれば教えてください。

 

また過去の嫌な思いをなるべく小さくするには普段何に気を使えばいいでしょうか。

回答

初めまして。

 

この度は、Remeサイトへご質問いただき、ありがとうございます。

 

また、あなた自身のバックグラウンドや抱えている症状について詳しく教えて下さり、ありがとうございます。

 

まず、ご両親の不仲による精神的なストレス、高校中退後、幻聴や自殺願望を抱きながらも、あなたなりに必死に生き延びてこられた姿に、頭の下がる想いがします。

 

また、社会人になっても人間関係に色々と苦労していらっしゃる様子が伝わってきました。

 

あなたなりに本当によく頑張ってこられましたね。

 

もしかすると、あなたの心の中には、言葉にならないモヤモヤや悲しみ、怒りなどの感情が絶えず渦巻いていて、どうしたらいいのかわからない状態なのかもしれません。

 

主治医の先生に話をするのもどこか躊躇してしまい、また旦那さんに勇気を出して話してみても否定されてしまい、あなたとしては大変辛い思いをされてきたことでしょう。

 

そんな中、よくこちらにあなたの心の内を打ち明けることができましたね。

 

さて、人に気を使い過ぎてしまい疲れてしまうということですが、他人に気を使い過ぎてしまう方の背景には、「嫌われたくない」という心理が隠れています。

 

もっと言えば、他人や周囲に「見捨てられたくない」という不安や恐怖が隠れている場合が少なくありません。

 

ですから、自分が嫌われないために、常に周りに気を使い、自分に粗相がないか見張っていないといけないので、とても疲れてしまうことになりがちです。

 

また、周囲が自分を嫌っているかもしれないような態度には、とても敏感なため、ちょっとしたことでもすぐに「嫌われたんじゃないか?」と思って心配になることもあります。

 

意識的な問題ですが、人に気を遣うということは、他人や周囲に意識が向きすぎてしまっている状態を指します。

 

要は、自分自身に意識を少し向き変えてあげる工夫をしてあげれば、周囲に気を使い過ぎるという感覚が薄れていきます。

 

簡単なもので言えば、自分の呼吸や身体の感覚に意識を向けてみることです。

 

人に気を使っている自分に気が付いたら、少しだけ「自分」に意識を向き変える努力をしてみるといいかもしれませんね。

 

次に、過去の嫌な思いを小さくするための方法ですが、これは過去の嫌な体験を、できる限り外に「吐き出す」作業が必要になります。

 

これについては、カウンセリングなどが効果的かと思われますが、あなたの話を聞いてくれそうな方がいれば、その方に話を聞いてもらってもいいでしょう。

 

もしくは、嫌な体験を活字に残すという方法もあります。

 

ノートや日記などでも構いませんので、思いつくままに嫌な体験を書き出してみることです。

 

その時に、出来事と気持ちをセットにして書き出すよう心がけてみて下さい。

 

ある程度、吐き出すことができるようになると、不意に思い出して嫌な気持ちになったり、いわゆるフラッシュバック的なことは少なくなってくると思いますよ。

 

あなたにとって無理がなく、取り組みやすい方法を見つけてみて下さいね。

 

これからも応援しています。

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