自信を失い、人とうまく接することができない…どうすれば?

佐藤真由美

回答者
佐藤真由美
チャイルドカウンセラー

ご質問

あまり、心理相談してくださるサイトがなかったのでとても心強いです。

 

学校に通う普通の中学生です。

 

私は今、自分という存在がよくわからなくなっています。

 

そして、人とのコミュニケーションのとり方を忘れてしまいました。

 

実際に私と関わり合う人たちの目は以前接していたときの目と違って、私と話したくなさそうな目をしています。

 

全員がそうとは言えないですが、ほとんどそうです。

 

自分でもなんでそうなってしまったのか不思議です。

 

やはり私の接し方がまずいのでしょうか?

 

先程自分の存在がわからなくなってしまったと書きましたが、これには理由があります。

 

約2ヶ月前11月30日の合唱祭に向けて練習が始まりました。

 

私は、ソロパートに選ばれるほどの実力を持っていたので、個人的にはみんなと比べて、歌がうまい方でした。

 

小学4年生の頃からも歌を習い始めていましたし、掛け持ちで二つの団体にも通っていました。

 

合唱団の中でも結構音程も取れている方だったと思います。

 

だから、学校でもみんなを引っ張っていける存在になろうとしました。

 

ところがどっこい、いざ、歌っているところを録音すると自分だけが音程を外してバカみたいに大きい声で歌っているのです。

 

こんとき、わたしは心底恥ずかしい思いをしたし、なんたって、今までうまいと思っていた歌が…となってしまったのですんごくショックでした。

 

なんで、こんな音程が取れないんだろうと深く考え込む時期が1週間ほど続きました。

 

考えても考えてもわからなかったので、母に相談してみました。

 

良い回答が帰ってくるなど思っていなかったのですが…

 

母は、「夏から風呂場で音源も聞かず歌っていたからじゃない?」と言われました。

 

思えばそうかもと思いました。というか、きっとそれが理由です。

 

だから私は、合唱祭当日まで、死ぬ気で音源を聞き直して、音取りに専念しました。

 

なぜそこまで頑張るのかって?最後の合唱祭でクラスのみんなといっしょに優勝したかったからです。

 

当日になっても、音程はところどころ合うことができませんでした。

 

だから、仕方がないと思い音程がおかしなところがクチパクで歌いました。

 

みんなには、「○○の声聞こえなかったんだけどー」と笑いながら怒られました。

 

ここまでが、私のうつ病になる前兆のようなものです。

 

鬱なのかはわかりませんが…

 

で、深く悩んでいた時期というのが厄介なものでして、もう学校で、誰とも話せなくなりました。

 

自分で考えてみても馬鹿です。大馬鹿者です。二週間続きました。

 

合唱祭が終わってから一旦歌から離れようと思い、普通の日常に戻れる、と思ったのですね。

しかし、人とうまく話すことができなくなってしまったんです。

 

理由は二週間も口を聞けていなかったからだと思います。

 

ここから泥沼のように私のるんるんと楽しんでいたスクールライフが180度変わりました。

 

人と話すことが怖くなり、うまくコミュニケーションがとれなくなってしまいました。

 

そして私は泣きグセが強いもので、なんかあったらすぐ泣くようになりました。

 

生活は、母も父も妹も優しく、友達は結構いる方です。

 

学校の成績も体育と美術と国語以外は5です。

 

カウンセラーさんに聞きたいこととしては、人とのコミュニケーションの取り方とどうしたら前みたいに友達と仲良くなれるのかを教えてもらいたいです。

 

あ、あと、自分は人に寄生して生きてきたので自我、アイデンティティーがうっすいです。

回答

ご質問頂き、ありがとうございます。

 

自分のことがよくわからなくなっていること、人とのコミュニケーションのとり方を忘れたこと、またその状態に至る経緯を詳しく教えていただいて、ありがとうございます。

 

突然、人とうまく話す事ができなくなったことに、とても驚き、戸惑ったことだと思います。

 

それが原因で、人と話す事が怖いと感じるようになったことも、理解できます。

 

そんな中、自分でこの状況を何とかしようと努力してきた様子が伝わってきました。

 

本来、あなたは我慢強い頑張りやさんのようですし、本当に頑張ってきたのだと思います。

 

そもそものきっかけは、合唱祭で歌が思うように歌えなかったこととありますが、おそらく、そのことがとてもショックで、自信を失っているような状態になっているのではないでしょうか。

 

そして、自分の存在価値の多くを「人よりも歌が上手い事」に頼ってきたので、その価値を失った今、「自分が分からない」状態になっているのかもしれません。

 

自信とともに自尊心も下がっているのかもしれません。

 

自尊心とは「自分を大切に思う心」、「自分は価値のある人間だと思う心」のことです。

 

自尊心が下がると、自己否定感情が強くなり、「私のせいで」「私が悪いから」という発想になり、自分を責める傾向が出てきます。

 

さらに、周りも同じように自分のことを見ている、思っていると感じてしまいがちになります。

 

そして、他人とコミュニケーションを取ることにも申し訳なさ、怖さを感じているのかもしれません。

 

「私はダメだ、みんなもそう思っている」と自分を責めているとしたら、とても苦しいですよね。

 

この「自分いじめ」が、あなたの苦しさの一因になっているのかもしれません。

 

今回のご投稿で、あなたは今の自分の状態をしっかり直視し、受け止めることができているように感じました。

 

あなたの年齢で、これだけしっかり状況が把握できて、自分が表現できるのは立派です。

 

なので、次は、「自分いじめ」を止めて、自分を許し、受け入れることをしてみてはいかがですか。

 

善悪で判断するのではなく、「私も私なりによくやってる」と自分を労ってあげてください。

 

それと、結果ばかりを重視するのではなく、「私は一生懸命頑張って合唱祭の準備をした。」と、その過程も評価してください。

 

自分を許し、受け入れられるようになってくると、自然と自分を取り戻せるようになると思います。

 

そして、その先に、しっかりした自我が育っていくのだと思います。

 

あなたの自尊心が再構築され、あなたらしさが戻ってくるように願っています。

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