性依存症を克服する方法は?まずは1冊のノートを用意しよう!

2016.07.03公開 2018.04.15更新
梶原成子

回答者
梶原成子
臨床心理士

ご質問

私は性依存症ではないかと思います。

今は特定の人が関係を続けてくれていますが、過去には不特定多数の人との性行為をやめることが出来ない時期もありました。

 

その行為は私にとって、自分の存在価値を見出せる唯一のもののように捉えてしまっています。

相手の方が気持ち良くなっている姿を見ることで、私は必要とされている、私は存在してもいいんだ、と思えます。

 

なので、この行為をやめてしまうと、たちまち不安に取り憑かれてしまって、その状態を維持することが出来ません。

もちろんやめたいと思っている自分も存在します。

 

なので、専門機関に相談するなりして改善するのが最善の方法なのでしょうが、不安に駆られることが不安でなかなか踏み出せません。

 

やめたいという意志がないとカウンセリングを受けても続かないように思います。

その続かなかったことがまた自信をなくすことになるのでは、とも思います。

 

でもなんとかしないといけない…もう堂々めぐりです。

回答

ご質問ありがとうございます。

人は、人の中で生きており、人との関係で自分の存在を確認します。

 

あなたにとって「私は必要とされている」「私は存在していてもいいんだ」と感じることは、とても大切なことですよね。

 

「自分は大切な存在」「自分はかけがえのない存在」と思える心の状態のことを「自己肯定感」と言います。

それは誰にとっても大切なことです。 相手との関係で、そのように感じることは悪いことではありません。

 

それをすべてやめてしまう必要もありません。

ただ、それだけに頼ってしまうとそこから離れることの不安が強くなってしまうので、その以外にも、自分を肯定できる気持ちが増えるといいですね。

 

そのためには、まずはお気に入りのノートを用意しましょう。

そして一日を振り返り、今日の良かったこと、楽しかったこと、心安らいだことなどを書き留めてみましょう。

 

それを書き続ける中で、相手との関係以外にも自分が満たされること、自分が大切にすること、自分の存在に関わることが見えてくるでしょう。

 

専門機関に相談することも考えておられるということですが、不安も色々浮かんできますよね。

 

気にかかることがあれば、ホームページを見たり、電話やメールで聞いてみたりしながら、少しずつ不安を解消してみるといいと思います。

カウンセリングを続けることが良いわけではありません。

 

あなたが一歩踏み出すということが大切です。

大丈夫!自分のペースで少しずつ進んでいってみてくださいね。

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