不安から体重の激しい増減…食の悩みはどうすれば?

加藤たかこ

回答者
加藤たかこ
臨床心理士

ご質問

10代の頃から10年以上、過食症に悩まされています。

 

当時は不安神経症と診断されました。

 

無理な減量と過食で、体重は10キロの増減を繰り返しています。

 

食べ物に支配されている感覚で、美味しく楽しい食事が分からなくなりました。

 

華奢な体への憧れと、太った体への嫌悪感が強いと感じています。

 

仕事や家庭、将来への不安。

 

自分で感じているのは、とにかくいつも不安だということ。

 

そして、ひどく自信がないということです。

 

病院で漢方、安定剤、抗鬱剤を貰っても、過食がやめられません。

 

改善が見られないまま10年以上経ちました。

 

生理前や秋冬に症状が強くなることもあり、月経前緊張症と言われたこともありました。

 

今も通院していますが何の進展も無く、気休めとしか思えません。

 

自分がどこへ向かっているのか分からず、苦しいです。

 

夫と二人暮しですが、このままでは子育てする自信がなく、子供は諦めようかとも思っています。

 

規則正しい食生活に挑戦し、甘いものを一切食べず一年かけて減量に成功しました。

 

しかしその後、酷い鬱症状が現れ、久々に甘いものを接種したところ恐ろしく強い幸福感に満たされ、+10キロに戻るまで食欲が止まらなくなりました。

 

甘いものの中毒の様な強い幸福感と、その後の止まらない食欲が本当に恐ろしく、減量したいのですが躊躇っているところです。

 

甘いものの食べ過ぎで体調も悪く、動悸や心臓の痛み、仕事や日常生活にも支障をきたしています。

 

食べ物や体重に振り回されず、明るく生活したいです。

 

どうしたらいいでしょうか。

 

ご助言、宜しくお願い致します。

回答

はじめまして。

 

投稿頂き、ありがとうございます。

 

ご相談を拝見しました。

 

投稿者様は長い間、食の行動に悩まされてこられたのですね。

 

いつも食べることに意識が占められてしまったり「食べたら太ってしまうのでは・・」という気持ちがありながらの食事では、心から食事を楽しむということは、とてもできるような状況ではないですよね。

 

10年以上の長きに渡って食に対する戦いを続けられるのは、かなりエネルギーが消耗されることかと思います。

 

心身ともに、かなり衰弱させられていることを思います。

 

また体型に対する強い思いや、仕事、家庭、将来への不安など、様々な不安な気持ちが、投稿者様の頭の中を駆け巡られるのですね。

 

いつも不安で自信がないのだとのことですが、様々な不安なお気持ちによって、投稿者様が「どうしていったら良いのだろうか・・」と途方にくれていらっしゃることが思われます。

 

また今まで、病院や漢方など、様々なことを試してこられたのですね。

 

投稿者様がそれだけ「良くなっていきたい」「良くなるためには、できることは何でもやっていきたい」というお気持ちを持たれてきたからこそと思います。

 

けれども試してこられたかいなく、効果を実感するには至らないまま、月日だけが流れていかれたのですね。

 

自分がどこに向かっているかわからず苦しいとのことですが、投稿者様が長く希望が見えない状況にあることで、絶望といっても良いくらいのお気持ちにいらっしゃるのではないかと思いました。

 

またいつかお子さんを・・と希望されてるのに、そのような希望を諦めなければ・・とも感じていらっしゃるのですね。

 

ところで、規則正しい生活で減量されたのに、ひどいうつ症状と止まらない食欲により、減量を戸惑っていらっしゃるのですね。

 

日常やお仕事にも、影響が出ているとのこと。

 

体調の悪さや動悸があることなどは、とても気がかりなことですね。

 

そのようなしんどい中、よくこちらのRemeを見つけ、相談して下さったことを思います。

 

投稿者様は食べ物や体重に振り回されずに過ごしたいとのこと、そのためにどのようなことが考えられるか、ぜひ一緒に考えさせて頂ければと思います。

 

さて今まで投薬や漢方なども試してこられ、10年以上続いているから「もう一生このままなのでは・・」と思われているかもしれませんね。

 

ですが世の中様々な経験を持たれる方がいらっしゃって、投稿者様と同じかそれ以上に長きに渡って苦しめられてきたのに克服された方も、多数いらっしゃるようですね。

 

インターネットで検索するとそのような方々のブログを発見することができます。

 

中には、ご自身の経験を生かし、摂食障害のカウンセラーとなられた方もいるようですよね。

 

それらから私がお伝えしたいことは、希望を捨てないで欲しい、ということです。

 

ひたむきな取り組みをしたら必ず治るとは言い切れないものかもしれませんが、それでも私個人の思いとしては、その方が治るという可能性を信じていつもお手伝いさせて貰っています。

 

また私から見ると、投稿者様はとても勿体ない方であるようにも見えます。

 

というのは、10年以上もの間1つのこと(=食や体型)にこだわれるということは、ある意味もの凄い資質だと思います。

 

かつとても意思力も強く、一年間もの間、一切甘いものを食べず、ご自身の食事内容を徹底的にコントロールされてこられたのですね。

 

きっと、食以外のことにそのエネルギーが向けられたら、投稿者様なら高い達成を示されることもあるのではないかと感じます。

 

今回何か助言を・・とのことなので、思うところを伝えさせて頂きますと、投稿者様が気持ちを落とされるのは、食や体型のことにとどまらないのではと拝察致します。

 

日常の様々な場面で、気持ちを落とされることがあるのではないでしょうか?

 

なぜなら完璧主義の方は理想と考える状況が高く、現実場面では完璧主義の人の理想通りのことはほとんどありません。

 

それにより完璧主義の方はそうでない方に比べ、気持ちを折られる体験が多くなりがちと言えます。

 

そのため、日々の生活においては「まあ、仕方ないかぁ」という気持ちや、何事も100%を求めない、が大切なのではと思います。

 

投稿者様のこれから先の日々が、少しでも心穏やかなるものとなりますように。

 

応援しています。

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