仕事が3日も続かない…病気と思いたいけど、ただの甘えでしょうか?

2019.01.29公開 2019.01.30更新
池上枝里子

回答者
池上枝里子
正看護師 キャリアコンサルタント

ご質問

仕事が続きません。頑張って内定貰ったのに2日で夜逃げのような形で逃げてきました。

 

思い返すと園児の頃から嫌なことがあると休みたがり、小学生の時には夏休みの宿題をやらず怒られるのが嫌で、高学年の時には休みがちでした。

 

中学生の時は部活が強制で続かず、担任の先生が怒ると怖い人で、クラスメイトが突き飛ばされているのを見てしまい、部活に入らないといずれこうなってしまうと思い怖くなり、学校を休みそのまま不登校になりました。

 

高校は卒業に四年かかる通信制高校に入学し、留年もして五年かかって卒業しました。

 

高校在学中にバイトをして、一番続いたのはコンビニのバイトでした。

 

しかしバイトを始めて数日でオーナーや店長に怒られるのではという気持ちがあり、一年間ずっとビクビクしながら働いていました。

 

一年間は頑張れました。それ以上長く勤めることはできなかったと思います。

 

そのあとファミレス、弁当屋、スーパーのパン屋などをやりましたが、3日も持っていません。

 

会社も同じような形で3日も持ちませんでした。

 

素人の自分が推測するに、店長などの責任者クラスの人に怒られるのではないかという気持ちがずっとありその怖さから逃げているのだと思います。

 

自分の行動は一般的には甘えなのかもしれません。

 

ですがその甘えに自分の気持ちが勝てません。

 

今の気持ちは精神科の先生に見てほしい。そしてなにかの精神的な病気であってほしいと思っています。

 

でないと、自分はただ甘えているだけのクズ人間になってしまうからという甘えなのかもしれません。

回答

ご投稿を拝見しました。

 

頑張って内定を貰ったのに、「2日で夜逃げのような形で逃げてきた」との表現は、「どうしようもできなかった」あなたの気持ちが伝わってきました。

 

今までのご経験からも、きっと「今度こそは続けたい」と、とても頑張ったのだろうと思います。

 

なのに、残念な結果になり「なにかの精神的な病気であってほしい」と願わずにはいられないほど、どうすればいいのかわからずにいるのだろうと思いました。

 

さらに、そう思うご自分を「甘えなのか」と思うなら、本当に辛いこと。

 

だからこそ、どうして仕事が続かないのか、精神科の先生に診てもらって、「ご自身の事」を知りたいのだと拝見しました。

 

あなたの推測からは、責任者クラスに「怒られるのではないか?」との恐怖心があるとのこと。

 

 

一年間も、よく頑張って続けましたね。

 

今回も、入社して3日以内で、責任者から怒られるのでは?といった強い恐怖心があったのかと拝見します。

 

しかし、実際に、怒られるような事実があったのでしょうか?

 

もしくは、怒られるような事をしたと、思い当たることがあるのでしょうか?

 

ご投稿を拝見すると、実際に怒られた記載はありませんし、入社して3日以内では、責任者クラスから怒られるような事実は、なかなか起きないことと思います。

 

また、一年間続けたバイトは、店長を怒らせて辞めさせられたのではなく、「それ以上長く勤めることはできなかった」との表現からも、ご自身から辞めたのだろうと拝見しました。

 

ならば、「『責任者クラスの人から怒られる』という恐怖は、実際の出来事とは関係なく、『何らかの理由』で、あなたが感じているのだろう」と拝見しました。

 

甘えだと思っても勝てないほど、その恐怖は強いものなのですね。

 

私は医師ではないので診断はできませんが、実際に起きていないことへの恐怖心のために、社会生活が思うようにできない(社会生活の障害とも表現されます。)と、医師が判断したなら、何かしらの診断が付いたり、症状名が付いたりするのかもしれません。

 

受診をして、もし、診断が付いたり、恐怖の理由やあなたの心の傾向が分かれば、それに対して、適切な治療や心理療法等が受けられると思います。

 

また、受診をすることで、診断に納得できたなら、今までのご自身を受容でき、これからの人生は、今より生きやすくなるかもしれません。

 

精神面への診断名は、人の性格や心理的な傾向に絡むので、身体の病気のように、「ここが悪いところ」と分かりやすい診断が付かない場合が多いものです。

 

例えば、恐怖心は、一概に「悪い」とは言えないものです。

 

適度な恐怖心は、人間に「危機管理」を促します。また、「計画性がある人」と表現されるかもしれません。

 

もし、恐怖心がなければ、事故が多発する世の中なのかもしれませんし、大胆な行動ばかりでは、目的は達成しないでしょう。

 

なので、精神科での診断名は、誰にでもある症状が強調されたような名前だったり、性格の延長とも捉えられるような診断名もあったりします。

 

また、様々な神経やホルモンのバランスの影響が強いものだったり、過去の体験からの影響による診断だったりも多くあり、「健康と病気の区別も難しい」ものです。

 

なので、診断名だけで「自分はこうだ」と決めつけないで、ぜひ、ご自身の個性として受け止めて、ご自分をよく知って欲しいと思います。

 

そして、強い恐怖心が、あなたのどこから来るのかを、医師や心理の専門家と一緒に考えていき、セルフケアや回復のための治療法・心理療法も、あなたに合わせた形ですすめられるかと思います。

 

きっと、あなたに合わせた恐怖心をコントロールする方法や、セルフケア方法を学べることと思います。

 

そこから、ぜひ、ご自分に適した仕事の選択や生活を見つけることにまで繋げて欲しいと思います。

 

あなたは、ご自身と向き合って、なんとかしたいと、勇気を持って投稿をして下さいました。

 

その勇気があれば、あなたに適したセルフケアの方法や仕事を見つけることができると、私は思っています。

 

また、なにか話したい事があれば、ぜひ、ご投稿下さい。

 

これからのあなたのことを、心から応援しています。

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