パニック障害で仕事に不安…パニックと上手く付き合う5つのステップとは?

2016.08.03公開 2017.07.17更新
 
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「仕事中に、パニック障害が起こってしまうのではないか」「仕事で迷惑をかけてしまうのではないか」「職場の人に病気が判ってしまうのではないか」

 

仕事中に、こういった不安やストレスが、次々とあなたの心に湧き出てくるのではないでしょうか。

 

一方で、パニック障害があることで、仕事に不安を感じてしまうと感じること、それ自体は、とても自然なことだと思います。

 

そこで今回は、パニック障害を抱えながら仕事を続ける時のポイントについて、心の専門家に解説してもらいました。

 

 

パニック障害と上手く付き合う5つのステップ

パニック障害になってしまったことで、常に発作を起こす不安を抱えています。

 

一つの不安があると、その不安に引きずられて、少しの心配も、大きな不安になりがちです。その負の連鎖を止めるためには、不安に対してランク付けする習慣をつけることが効果的です。

 

まず、あなたにとって不安に感じることを書き出してみます。実は、この「書き出す」ことがポイントで、あなたが抱く不安を視覚化することができます。

 

次に、その視覚化された不安に対してランクをつけます。そのランクの上位に挙がった不安に対して、それぞれの対応策を考え、解決してから次の不安の解消に努めるようにしましょう。

 

すべての不安を同じレベルで考えてしまうと、不安に飲み込まれてしまいそうになります。

 

ですが、あなたにとって問題となる不安に対する解決策を考え、対処できるようになることで、自分に自信を持つことにつながり、不安を感じることへの不安が解消されることになります。

 

 

不安を書き出す時のポイント

不安を視覚化したと時の注意点は、「○○が不安」「○○になったらどうしよう」という漠然としたものではなく、できるだけ具体的にその不安の内容を考えるのがポイントです。

 

同時に、解決した時の自分の姿を思い描くようにします。

 

例えば、「仕事で失敗したらどうしよう」ではなく、「○○の仕事が、パニック障害が起きて期限内までに届けられなかったらどうしよう」という具体的な不安にします。

 

そして、解決した自分の姿は、「パニック障害を起こさずに、自分で仕事の期限内に届けられて満足感を得られた」ことにします。

 

その上で、無理なくできる具体的なスケジュールを考えていくと、実現に向かって進む道筋ができます。不安は道筋が見えると、解消されていきます。

 

パニック障害があっても、自分の不安に対するマネジメントをすることで、できる仕事の幅が確実に広がるのです。

 

 

さいごに

パニック障害を持ちながら仕事を続けるポイントは、

 

○すべての不安を同じレベルで考えない

○不安を書き出し、ランクをつける

○解決したい問題を一つ一つ解決する

○不安の中身を具体化し、解決策を立てる

○解決した自分を正当に評価する

 

ことになります。

 

そして、さらにパニック障害を持ちながら仕事をする時に注意すべきポインとは、

 

○十分に睡眠をとる

○仕事は仕事、と考え気持ちを切り替える

○リフレッシュを心がける

 

です。体と心が安定していることが不安な気持ちに強くなることにつながります。

 

パニック障害があるからこそ、自分の心と体をリラックスしたうえで、仕事に向かう姿勢を保つようにしてください。

 

安定は、不安を寄せ付けません。不安にランクをつけて、安定できる気持ちを手に入れてください。

 

 

【執筆者】

村松真実 看護師・心理相談員

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