夜泣きに何もしないか怒るだけの旦那にどう対応するのがOK?逆効果な対応とは?
【このコラムは実際に子育て中のママさん臨床心理士に解説してもらっています】
赤ちゃんが夜泣きしていても、無視して一人スヤスヤ眠っていたり、怒ったりする旦那さんへのイライラが限界…
つい八つ当たりしてしまって、旦那さんとの関係がこじれてしまい、さらに子育てで孤立してしまうことは避けたいですよね。
子育ては一人では不可能な反面、旦那にどこまで求めて良いのか、悩ましいところでもあります。
そこで今回は、夜泣きを無視したり怒ったりする旦那に対する対応の仕方や現実的に活用できる支援についてご紹介していきます。
解説してくれるのは、実際に子育て中のママさん臨床心理士。
実体験にも基づきながら、夜泣きにまつわる夫婦間の問題をスッキリさせるヒントを教えていただきました。
〈聞き手、編集:近藤雄太郎(Reme運営)〉
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夜泣きに何もせず怒る旦那にイライラ…
どんなにお利口で健康な赤ちゃんでも、「やっと寝た!」と思ったら急に泣き出すのが夜泣きのつらいところ…。
特に原因がないと言われている分、このようにしたら泣き止むという対処法が決まっているわけでもありません。
夜泣きがたびたび続けば、夫婦にとっては大変気が滅入る毎日となってしまいますよね。
こんな時こそ、夫婦で力を併せて乗り越えて行きたいものですが…
「うるさい」
「いつまで泣かせるんだ」
などと、赤ちゃんやお母さんを責めるようなことを言われると、心底がっかりしてしまうもの。
では何故、ご主人はそのような心無い言葉を発してしまうのでしょうか。
一番に考えられるのは、まだ自分の子どもであるという認識が育っていない点です。
ずっとお腹の中で育ててきたお母さんとは違い、どうしても父親としての自覚が持てず、子どもに対しても「お母さんのもの」のように捉えている可能性が高いです。
この場合、少しづつ(出来ることから)育児に混ぜていって、ご主人の言動が子どもにも影響していくことを実感させていくことが必要です。
より具体的なお手伝いとして、
・仕事が休みの日にミルクを作ってもらう
・沐浴を手伝ってもらう
などからしてもらってみてはいかがでしょうか。
そして何か一緒に子どものお世話をすることが出来たら、
「お父さんのおかげで助かった」
「お父さんが一緒にしてくれたおかげで、〇〇(お子さんの名前)も喜んでる」
と、父親の必要性を醸し出すような言葉かけをぜひしてみてください。
きっとご主人の”子育て意識”が、変わっていきますよ。
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2020年7月6日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。