自己顕示欲が強い3つの原因・克服法・周囲の対処法は?臨床心理士が解説

2019.01.22公開 2019.05.16更新

誰もが持っている「自己顕示欲」。よく耳にする言葉ですが、これが強くなりすぎると扱いの難しくなることも多いものです。

 

今回は、「自己顕示欲が強い」ということについて、詳しく考えてみたいと思います。

 

自己顕示欲とは?

「顕示」とは、「物事を分かるように、はっきりと示すこと」を言います。

 

そのことから、「自己顕示欲」とは「自分の存在を目立たせたい、はっきりと示したい」とする欲求のことを指します。

 

 

自己顕示欲が強いとどうなる?

自己顕示欲は、誰もが持つ健康的な欲求です。

 

しかし、それが強くなりすぎると、

「自分のことを人よりも目立たせたい」

「そのためにたくさんアピールしたい」

と感じるようになります。

 

その結果、例えば、自分のことをSNSでたくさん発信したり、好きな異性の前で自分を過剰に演出したり…といったことが出てきます。

 

人の話を聞くことよりも、自分の話をする方が得意なところもあるため、ともすると自慢話が多くなってしまうことも。

 

周りから「マウンティングが強い」ととられてしまうこともあります。

 

【関連記事】

>>マウンティングの心理とは?3つの事例から対処法を臨床心理士が解説

 

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鈴木さやか

臨床心理士・公認心理師

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。福祉分野のケースワーカーとして従事したのち、公的機関でテスター兼カウンセラーとして勤務。子どもの問題(不登校、非行、発達障害等)や労働、夫婦問題をはじめ、勤労者、主婦、学生など幅広い立場への支援を行っている。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年1月22日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。