「できない=怠け」と思っていた自分に若年性パーキンソン病が教えてくれたこと

2020.04.26公開 2021.05.15更新

若年性パーキンソン病の進行速度

近藤
症状の変化や進行速度についても教えていただけますでしょうか。
つとさん
最初診断された時、「若年性は進行がゆっくり」と言われて安心していました。

 

ところが、同病の集まりで同年代の方とお話しすると、若年性の方が進行が早いように感じることが多く…。

 

むしろ、老年のパーキンソン病の方々の方がリハビリに時間を割くことができるため、進行が遅いようにもお見受けしていました。

近藤
たしかに、リハビリに費やせる時間も関係してそうですね。
つとさん
僕自身は、2019年8月に茨城県の美術館へ行った際に、いよいよ歩けなくなり、車椅子で見学した時には「絶望のど真ん中」にいました。
近藤
ついに車椅子を余儀なくされるまでに…
つとさん
そして、症状も最初は脚の引き摺り(歩行障害)から始まり、

 

・手の震え(振戦)

・喋りづらさ(構音障害)

・食べ辛さ(咀嚼困難)

・飲み込み辛さ(嚥下障害)

 

と、次第に日常生活が困難なものになっていきました。

 

若年性パーキンソン病と治療

近藤
若年性パーキンソン病の治療はどのようなものでしょうか?
つとさん
パーキンソン病の治療は基本「投薬治療」です。

 

不足しているドーパミンを薬剤で補給するのが一般的です。

 

ただ、僕は薬の副作用が怖くて、診断後半年間は投薬を拒み、整体や自主的な運動で何とかできるのではないかと考えていました。

IMG_5347のコピー

 

近藤
人によっては幻覚などの副作用があるとも伺ったことがあります。
つとさん
ただ、さすがに身体が思うように動かず、通勤が厳しくなってきて、半ば諦めるように投薬治療を開始しました。

 

同病仲間から薬についても話も聞いていたので決心できたのですが、最初は薬がまったく効かずに焦りました。

 

それは「もしかしたらパーキンソン病ではないのでは?」という焦りです。

近藤
服薬量に変化はあったのでしょうか?
つとさん
薬の量は1日3回で、1回あたり0.5錠からスタートし、1錠、1.5錠、2錠とどんどん増えました。

 

でも、なかなか効果を実感しづらい日々が続きました。

 

他の薬も試しても、気持ち悪くなり駄目だったりと焦っていました。

近藤
副作用の心配もある中、根気よく服薬を続けていたのでしょうか。
つとさん
主治医は話をよく聞いて下さり、症状の観察もしっかり行ってくれていたので、焦らずやるしかないと腹を括りました。

 

若年性パーキンソン病のリハビリ

近藤
ご自宅で実践しているリハビリ・ストレッチ・マッサージなどあればぜひ教えてください。
つとさん
パーキンソン病には、投薬治療に加えて「運動療法」が効果的とも言われていて、パーキンソン病と診断された2018年5月から、Twitterで見つけたPD cafeに参加しました。
近藤
PD cafe?
つとさん
PD cafeは国立精神・神経医療研究センターに勤務されていた理学療法士の小川順也さんが2013年に設立した運動教室を軸にしたパーキンソン病のコミュニティです。

 

ここで教わった運動をベースに、自分の症状に合わせたトレーニングを自宅でも工夫して行っています。

近藤
具体的にどのようなトレーニングなのでしょうか?
つとさん
歩行については、下半身の柔軟性と筋力アップと上半身の旋回を中心に行います。具体的には、

 

・腰伸ばし、腰回し、股関節回し

・膝回し、股関節伸ばし、屈伸、スクワット

・青竹を使っての足首伸ばし、ふくらはぎ伸ばし、膝裏伸ばし

・タオルを用いた肩甲骨ストレッチ、脇腹伸ばし

 

などです。

近藤
結構色々あるんですね。
つとさん
その他、振戦には、腕の旋回、手のグーパー。

 

構音・嚥下障害には、あいうえお、あえいうえおあおなどの発音や発声練習、舌回し、顔ヨガ。

近藤
す、すごい…。
つとさん
このメニューを大体毎朝出勤前に行っています。

 

他にも色々なメニューがあるので、青竹を使ったストレッチが個人的には一番合っていました。

IMG_5304のコピー

 

近藤
青竹踏みですか?!
つとさん
はい。笑

 

足首が固まってしまいがちなので、足首・ふくらはぎ・アキレス腱には意識的にストレッチが必要だと思っています。

 

足裏に刺激を与えていかないと、足が地面に着いた感覚もずれてしまうので、時間がないときは青竹だけやっています。

近藤
運動することでリフレッシュにもなるでしょうし、コミュニティで仲間とつながれるのもいいですね。
つとさん
車椅子で可能な範囲で運動されている人もいますし、リハビリする環境がない人にはぜひオススメですよ。

 

同病仲間の声で食事や睡眠も改善

近藤
他にも何かご自身で取り組んでいることなどありますか?
つとさん
リハビリとは少し離れてしまいますが、「投薬」「運動」に加えて、「食事(栄養)」「睡眠」「血流」を意識しています。

 

それによって、僕自身はだいぶ症状が緩和してきた感覚があります。

近藤
食事なども大切になってくるんですね。
つとさん
一時、車椅子まで進行した歩行も、ピーク時の薬の量を半減した上で、以前よりスムーズに歩行できるようになりました。
近藤
それはかなりの変化ですね。
つとさん
嘘みたいな話ですが、薬の効きが良くなったのではと感じています。

 

血流は運動以外に、寝起きの白湯や、毎晩湯船に浸かったり、熱めのシャワーを足先に長めにかけたりするのも私にとっては効果的でした。

近藤
エビデンスが明確にあるわけではないとは思うのですが、食事などできることは見直そうと取り組まれたんですね。
つとさん
そうですね。主治医から言われてやったというより、同病の人の「効果があった」という声が多かったのと、お金をかけないでできる点が大きかったです。
近藤
たしかにお金をかけずにすぐに実践できますもんね。
つとさん
食事については、炭水化物を減らしてタンパク質と脂質を増やすことを意識したくらいです。

 

それでもし改善しなければ元の食事に戻せばいいだけで、副作用があるわけでもないですし。

近藤
睡眠については…?
つとさん
また、睡眠が大事なのは、睡眠によって脳内のゴミが排出されるからとも言われています。

 

以前は4,5時間だった睡眠時間も今は8時間ほどになりました。

 

パーキンソン病で眠れなくなってくる人もいる中で、しっかり寝られているということでまだ症状としては軽いのかもしれません。

近藤
しっかり睡眠を取ることで脳内のゴミを排出させようという意識は個人的に新しかったです。
つとさん
寝起きにトイレに行くのと同じで、脳にとっても出すことも意識して、体内の臓器全てをしっかり機能させることが大切だと感じています。
近藤
なるほど。これも同病の方と情報交換する中でやってみようと?
つとさん
そうですね。患者の声をむしろ積極的に信用しているところはありますね。

IMG_5472のコピー

 

近藤
それはなんででしょうか?
つとさん
医師ももちろん信頼しています。

 

ただ、例えばリハビリ施設がない医療機関の場合、立場上、医師もリハビリを勧めにくい面があると思います。

近藤
たしかに。有り得そうですね。
つとさん
若年性パーキンソン病という難病は現在、解決法がない状況です。

 

だからこそ、患者の中でやってみて良かったことも積極的に取り入れようと。

 

実際に主治医の先生も「改善しているし良いんじゃない」と言ってもらえています。

 

若年性パーキンソン病でも仕事を続ける

近藤
若年性パーキンソン病と向き合いながら仕事を続ける上で大切にしていることについて教えてください。
つとさん
僕は人材紹介会社で勤務して18年強となります。法人営業と転職カウンセラーと兼務するスタイルですが、

 

・無理しない

・気にしない

・焦らない

 

この3つを大切にしています。

近藤
以前のハードワーカー時代では、きっと無理しまくっていましたよね。笑
つとさん
そうですね。笑

 

パーキンソン病と診断されるまでは、多岐にわたる業種の大企業やオーナー企業、スタートアップなど約500社を担当していました。

 

また、転職カウンセラーとして月40〜50名の方の転職相談を受けていました。

近藤
まさに激務…。
つとさん
スケジュールはいつもパツパツでしたね。

 

ただ、診断を受けてからは企業担当を続けることは難しいと判断して、引き継ぎを行いました。

 

転職の対面カウンセリングでは振戦や構音障害が気になると思い、電話やSkypeでの業務へ自主的に切り替えたりもしました。

近藤
会社やクライアントの理解も得られてこそですよね。
つとさん
社長とは入社以来、週報という形でやり取りをやっていたことが大きかったです。

IMG_5541のコピー

 

近藤
かなり細かく書かれていますね。
つとさん
若年性パーキンソン病と診断を受けてからは、仕事のことはもちろん、症状のことを全部伝えるようにしています。
近藤
それは会社からの要望で?
つとさん
いえ。私から開示しました。

 

パーキンソン病と一口で言っても症状には個別性があります。

 

「分かってくれ」と言ってもそこには限界があると思っていたので、全部開示するようにしています。

近藤
個別性があることを考えれば、すごく現実的だと思います。
つとさん
通院後には毎回、薬の増減などのレポートを上司や事務スタッフにも出しています。

 

半期に一度の全体ミーティングでも「病気のことについて共有しますと…」と自分の症状も言うようにしています。

近藤
すごく徹底されているんですね。
つとさん
「こうしてほしいのに会社が分かってくれない…」

 

といった会社と当事者のコミュニケーションの問題はしばしば耳にしますが、上記のようなやり取りができているおかげか、そのような問題は起きにくいと思います。

 

近藤
若年性パーキンソン病と診断を受けた後の引き継ぎもスムーズだったのでしょうか。
つとさん
そうですね。業務を引き継いでくれる社員がタイミングよく中途で入社してきたこともラッキーでした。

 

そして、社長が社内に対して「これから大変になるかもしれないけど、助けてやってくれ」と根回ししてくれていたおかげも大きいです。

近藤
いい会社ですね…
つとさん
はい。その一方で、この病気になってからは以前のように成績も上げられないし、会社側もそこまで期待していないと思います。

 

自分が「透明人間化」したような感覚はやはりどこかで悔しさもあります。

近藤
透明人間化…
つとさん
会社側の配慮でもあるけど、それが「期待されていない」と感じることも本音ではあります。

 

でも、自分が上の立場だったら同じようにするかもしれないとも思っています。

 

病気だとしても「期待しても大丈夫」と思える結果を残していくんだという意地はまだ失わずにいます。

近藤
かっこいいですね!
つとさん
とはいえ、自分のエゴで、取引企業様や転職希望者様、そして仲間である他の社員に迷惑をかけるわけにはいかないですよね。

 

できる仕事に集中して、従前より準備に時間をかけ、結果を出そうと工夫をしています。

IMG_5402のコピー

 

近藤
ご病気を契機に働き方を見直したことで、新たな取り組みが増えたりは?
つとさん
内勤比率が高まったことにより、新人社員教育、業務改善のための仕組みづくりなどに関われるようになったことは良かったです。

 

これらは「無理しなかった」効果だと思います。

近藤
「気にしない」についても教えていただけますか?
つとさん
「気にしない」というのは、過去の自分と比較したり、他の社員と比較しないということです。

 

気にし出したらキリがないので、とにかく今の自分で最善を尽くす。手を抜かない。

 

なかなか頑張ってるとは分かりにくいとは思いますが、きっと神様は見ていてくれると信じて、愚直にやることを励行しています。

近藤
「焦らない」ということもとても大切ですよね。
つとさん
そうですね。

 

焦らないために、ルーティンをしっかりやりきり、計画を前倒し、常に心に余裕がある状態をつくるように心掛けています。

近藤
焦らないために、日頃実践されていることをひとつ教えていただけますか?
つとさん
例えば、人と待ち合わせした時も約束時間の30分くらい前に到着するようにして、ジタバタしないで済むようにしています。

 

それにより、交感神経優位な状態にせず、副交換神経が優位な状態であるようにして、不要なストレスを抱えないように心掛けています。

 

若年性パーキンソン病 家族の理解

近藤
若年性パーキンソン病に関して、ご家族との関係にどのような変化がありましたか?
つとさん
劇的に変わったのは、家族と一緒に過ごす時間が増えたことですね。
近藤
激務から大きく働き方が変わりましたもんね。
つとさん
今までは暇さえあれば会社に行き、仕事をしていた生活でしたので、家族とは土日のどっちかの夜一緒にご飯ができれば良い方でした。
近藤
今ではどれくらい増えたんですか?
つとさん
これが平日の夜も、土日も一緒にご飯するようになりました。

 

劇的な変わりようですよね。笑

 

また、土日も妻と一緒にパーキンソン病関連のイベントなどに行くことが増え、色々と話す時間も増えました。

近藤
時間だけでなく、家族との向き合い方も以前と変わったのでしょうか?
つとさん
そうですね。以前は優しさのかけらもなかったと思います。笑

 

常にピリピリしていたというか。

IMG_5516のコピー

 

近藤
それはつとさんの中でどんな変化があったのでしょうか?
つとさん
弱者の立場というか、今の社会には適応しづらい人の気持ちが、この病気になってみて初めて分かるようになったんだと思います。

 

子供のできないことに対しても、「なんでだ」から「そういうこともあるよな」に変わりました。

 

許容できるようになったことが大きな変化でしょうか。

近藤
周りにとってもいい変化ですよね。笑
つとさん
はい。笑

 

以前は「できないことは怠け」と思っていたことも、「そうは言っても、できない人もいるよね」とやっと理解できるようになりました。

 

若年性パーキンソン病になったのは、「病気で体が動かなくならないと分からないんだろう」という神様からの警告だったのかなと。

近藤
なるほど…。ご病気を通じて前向きな変化があったことは良かったのかもしれませんね。
つとさん
ちょっと前になりますが、長女の大学進学のお祝いで、妻と娘と3人で、僕が大学時代にアルバイトしていた表参道の京橋千疋屋にフルーツパフェを食べに行きました!

 

普通、嫌ですよね。年頃の女子高生が、父親と表参道にパフェを食べに行くなんて。笑

 

ありがたいことに、良い子に育ってくれました。

 

若年性パーキンソン病 完治への思い

近藤
若年性パーキンソン病は指定難病ですが、完治に対する思いについてもお伺いできますか?
つとさん
以前は、完治してくれないとどうにもならないという感じでした。

 

それが今では、薬を飲めばなんとか行動できるようになり、相対的に完治へのこだわりは減ってきている気はします。

 

もちろん、大変は大変なのですが。

近藤
なるほど…
つとさん
笑われるかもしれませんが…。

 

「食事」「運動」「睡眠」で体質改善し続けていけば、根治とまではいかないまでも、少量の薬で支障なく日常生活していけるようになるのではないか、と本気で思っています。

近藤
そう思えるくらいに症状が改善している感覚があるということでしょうか?
つとさん
明確な症状を感じてから5年、右肩下がりに症状が進行し、2019年8月に車イスまで乗ることになりました。

 

その後、30冊以上の健康にまつわる本を読み、同病の先輩方の話を聞き、「体質改善」に取り組むことを決意。

 

その結果、わずか半年で歩行改善し、他の症状も徐々に改善の実感があります。

近藤
すごく希望になるお話です。
つとさん
愚直に「無理せず、気にせず、焦らず」のルーティンをやり続けることで、良い結果を手繰り寄せられたのかなと。

 

引き続き「継続は力なり」で身体を労り、本来の身体の力を呼び起こし、難病を克服できたら良いなと思っています。

近藤
前向きになれる言葉をありがとうございます。
つとさん
大きくくくれば生活習慣病。今までさんざん体をいじめてきた結果。

 

だから、病気を必要悪として捉えている部分もあります。

 

逆に言えば、ぶっ飛んだ発想かもしれませんが、「病気が必要がない」となれば治っていくんじゃないかという思いも持っています。

 

若年性パーキンソン病 同病の方へ

近藤
同病で診断されたばかりで不安な方、治療とうまく向き合えず悩んでいる方、以前のご自身などに対して、メッセージがありましたらお願いします
つとさん
とにかく「気の合う仲間を見つけること」が大事だと思います。
近藤
精神的な励みになる横のつながりの存在は大きいですよね。
つとさん
会社や友達、場合によっては家族にも病気についても理解者がいなくて、つらい思いをすることは少なくないと思います。

 

僕の場合、幸いにも妻や勤務先の社長が良き理解者なのでとてもラッキーですが、それでも「悔しい思い」をすることは多いです。

 

その思いを共有できたり、話し合えたり、解決法を提示してくれるのは「同病の方たち」です。

近藤
同病の方との接点はわりと初期からあったのでしょうか?
つとさん
最初は病気を認めたくない気持ちから同病の集まりを敬遠しがちでした。

 

ただ、同じ境遇の方と話してみて、「大変なのは自分だけじゃない」と知るだけでもだいぶ心持ちは変わってくるはずです。

近藤
仲間がいることが精神的な安心感をもたらしてくれそうです。
つとさん
なので、まだ色々とモヤモヤする気持ちを抱えている人は自分と近い境遇の人を探して「まずは一歩踏み出して気の合う仲間を探してみませんか」とお伝えしたいですね。

 

若年性パーキンソン病とこれからのこと

近藤
これからのことについて最後にお聞かせいただけますか?
つとさん
自分が人材紹介業歴が長い割に、障がい者雇用や難病の方の就業についてほぼ無知でした。

 

難病患者の就業について考える会への参加をきっかけに、パーキンソン病以外の難病患者の方とも知り合いになり、色々な苦労と葛藤を知りました。

IMG_5510のコピー

 

近藤
同病の方に限らず、活動の幅を広げられてきたんですね。
つとさん
はい。色々な出会いがありました。

 

そして本当の意味で多様性のある社会づくり、カッコよく言うと、A symbiotic society(共生社会)づくりに、難病患者という立場で貢献できたら良いなと考えるようになりました。

 

これも、まずは一歩踏み出したことから輪がじわじわと広がっていった結果だと思っています。

近藤
「共生社会づくり」と言いますと?
つとさん
障害や難病、マイノリティなど今の日本だとまだまだ受け入れられていないことも多いと感じます。

 

難病という言葉を聞いただけで拒絶してしまう人もいます。

近藤
身近にいなかったり、なってみないと分からない…ということもありそうですよね。
つとさん
はい。そのためにもまず「知ってもらうこと」

 

知らないことが一番怖いと思っていて、若年性パーキンソン病という症例をもとにPDcafeで短編映画を作る試みにも参加させてもらっています。

近藤
すでに色々と動き始めているんですね!
つとさん
私自身、社会的に弱者の立場になって、難病の方たちとお話しする機会を持つようになり、気がついたことがあったんです。

 

「難病なんだけど、この人普通なんだな」と。

 

病気は持っているけど、それまで普通に生きてきて、たまたまその人の人生に病気が追加されただけ。

 

その人の人生そのものを否定されるものではないんですよね。

近藤
仰るとおりですよね。
つとさん
でも、発症する前の自分だったら、そのことを否定していたかもしれません。だからこそ、

 

「怖くない」

「意外と普通なんだ」

「◯◯という障害・難病にはこういう症状がある」

 

ということを知ってもらうための工夫や交流の機会を増やしていくために、様々なチャレンジをしていきたいと思っています。

IMG_5473のコピー

 

近藤
つとさん、今日はありがとうございました!
シェア
ツイート
ブックマーク

近藤雄太郎

Reme運営

インタビューのご希望の方はこちら

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2020年4月26日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。