カウンセリングはただのおしゃべり?カウンセリングの活用方法や留意点をご紹介

2017.07.14公開
 
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悩みや不安、憂うつな気分を抱えている方へ。こちらのサイトをよくご覧になる方は、今よりも楽になりたい、明るくなりたい、自分を好きになりたい、という方が多いのではないでしょうか?

 

理想の自分に出会いたい…

違う生き方をしてみたい…

この悩みから解放されたい…

 

そう思う人はきっと多くいます。でも、それをどうやったら絶対に実現できるか、明確な答えはどこにも載っていません。

 

あれこれ悩んで、正しい回答が得られない現実に直面し、また1つ辛さを感じることもあるかもしれません。

 

例えばネットや本で調べても、情報量が多すぎて結局なにをしたらよいのかわからなくなってしまったり、得た情報を元に自己流で試行錯誤してみても、すぐに変化を実感することが難しく、続けるのが困難だったり、できない自分を責めてしまったり、周囲にアドバイスを求めても、叱咤激励されたり、相手の価値観や意見を押しつけられて苦しくなってしまったり、よりよい人生を求めてせっかく行動していたのに、挫折感や孤独感が増してしまうこともあります。

 

 

心の専門家によるカウンセリングとは?

そんな時に知っていただきたいのが、心の専門家によるカウンセリングです。

 

カウンセリング、と言っても具体的に何をしてくれるのか、何を相談してもいいのか、あまりイメージがわかないかもしれません。

 

というのも「他者に話を聞いてもらう」という行為はとても単純なものであるかのように捉えられがちだからです。

 

しかし、カウンセリングというのは、日常生活からかけ離れた利害関係のない第3者に話す、という新しい体験です。

 

この非日常性が、安心を感じながら自分自身と向き合い、なんでも自由に話すことを可能にします。

 

そして、その経験を通し、今まで知らなかった自分や本当の欲求と初めて出会い、悩みを根本的に解決できる方法を見つけていきます。

 

 

「おしゃべり」ではなく「特殊な対話」

カウンセリング手法には様々な種類がありますが、よくあるカウンセリングの流れは、下記のとおりです。

 

・ 1回目に自分自身についてと困っていることについて話す

・2~3回目に専門家が問題の成り立ちを分析し、説明を受けてそれについて話し合う

・その後、問題を解決するためのプランを一緒に考え、心理的サポートを受けながら実行していく

 

カウンセリングにおいてよく不安に思われてしまうのが、「専門家の考えを押し付けられないか」「おしゃべりで終わらないか」ということです。

 

しかし、カウンセリングは、ご利用されている方に一番の重きを置き、その方が悩んでいることを軽減・解決することを目標とします。

 

なので、ご利用されている方のペースやご意見はとても大切にします。また、カウンセリングでの会話は、ただのおしゃべりではなく「特殊な対話」です。

 

 

悩みを紐解き、新しい気づきを促す

実は、悩みの成り立ちというのは様々な理論や生物学的な特徴、環境、性格から紐解いていくことができます。

 

専門家は対話の中で、そういった専門知識を活かしながら悩みを分析し、説明します。そして、カウンセリングをご利用されている方に

 

「ああそれが引っかかっていたんだ」

「確かにこれを変えれば状況は変わるかもしれない」

 

というような新しい気づきを促していきます。

 

ただ、解決方法がわかっても実際に行動を起こすことはとても難しいので、失敗してしまうこともあります。

 

そんな時も専門家は常にあなたに寄り添いながら、また一緒に新しい解決法を考えていきます。

 

 

カウンセリングの留意点

留意点は、カウンセリングは、どうしても専門家の色が出てしまうものだということです。

 

なので、最初から自分に合った専門家に出会うことはできないかもしれません。「違うな」と思ったら無理をせず新しい専門家を探すことも重要です。

 

あくまでご利用されるあなたが、一番よい体験をできる、ということを優先してください。

 

また、カウンセリングでは、お薬を処方することはできません。なので、お薬を使いたい時は、精神科にかかってください。

 

 

さいごに

1人で悩むことは孤独でとても時間がかかってしまうことがあります。

 

家族や友人に話しても、きちんと理解してもらうことができないことがあります。

 

もしあなたが漠然とした不安や、憂うつな気持ちを抱いていたり、苦手な人・ことがあったりするなら、専門家に話すことで解決方法がわかったり、気分が軽くなったりして、今よりも楽に生きることができるようになるかもしれません。

 

 

【執筆者】

清水あやこ

心理ケアのヒカリラボ代表取締役 東京大学大学院教育学研究科臨床心理士学コース修士号取得

誰でも簡単に、しっかりとした心理ケアを受けられる社会を目指し株式会社HIKARI Labを設立。現在は、業界トップクラスの臨床心理士のみが在籍するオンラインカウンセリングサービスと国連やユネスコ後援の賞を受賞した認知行動療法ゲームアプリケーションSPARXを展開中。

HIKARI Labのホームページ>>

 

 

普段、支援の現場にいらっしゃる方へ

最後までコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

Remeでは、支援の現場にいらっしゃる方にコラムという形で一般ユーザーに向けて情報発信をいただいております。

 

臨床心理士、精神保健福祉士、看護師、保健師、産業カウンセラー、支援機関の職員などの方で、ご自身の活動内容を含め、幅広くお書きいただき、読者の皆さまに有益な情報を発信いただければと思っています。

 

コラム執筆にあたってノルマや納期はございませんので、ご本業にご迷惑がない範囲でお願いできればと思います。詳細につきましては、お問合せ後にお知らせさせていただきます。

 

Remeのミッションである「こころの専門家へのアクセスの向上」「こころの健康に関するリテラシーの向上」の実現のために、お力をお貸しいただけますと幸いです。

 

 

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