幸せが怖い3つの心理とは?克服する5つの方法は?精神保健福祉士が解説

2019.02.18公開 2019.05.16更新

「私、幸せになるのが怖いの…」こんな台詞をドラマで聞いたことはありませんか?

 

何故、幸せになることが怖いのでしょう?

 

幸せになることを怖がっていては、いつまでも幸せになることができません。

 

今回は、「幸せが怖い」心理と、それを克服する方法について、考えてみたいと思います。

 

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幸せが怖い…3つの心理とは?

幸せになると、悪いことがあるのではないか?

幸せになりたいけれど、幸せになると何か悪いことが起こるのではないか?

 

幸せに対して、強い警戒心を抱いている心理です。

警戒を緩めて幸せになった瞬間に、裏切られるのではないか?

奈落の底に叩き落されるのではないか?

という恐怖を抱えています。

 

警戒心が強いあまり、幸せなことが起こると「これは罠なのでは?」と考える人もいます。

 

幸せになることに罪悪感がある

幸せになると、何か悪いことをしたような罪悪感に苛まれる心理です。

「自分だけ幸せになってはいけない」

と、幸せなことがあると罪を犯したような気持ちになります。

 

自分自身に幸せの禁止令

自分のような者が幸せになることは決して許されない、自分は幸せになる資格がないという心理です。

 

自分自身に幸せの禁止令を出しています。

 

幸せになること、それを望むことも罪だと思い込んでいるので、幸せになれそうな機会を避ける行動をとります。

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桜衣真里

精神保健福祉士

大学院修士課程修了後、専門学校、短大講師等を経て、公的機関の相談員として勤務。精神保健福祉士、保育士のダブルライセンスで、家庭問題、子どもの発達、保育・教育・療育関連の仕事に従事。東京都出身。二児の母。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年2月18日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。