仕事復帰のタイミングと再発しないためにやった3つのこと

いきなり正社員がよいのか?

これは危険であると私は思います。果たして、復帰していきなり8時間勤務できるでしょうか。

 

「簡単な作業なら」という場合もありますが、みなさんはどうでしょうか。仕事はただ8時間ではないのです。

 

通勤時間もありますし、正社員であれば責任も重くのしかかってきますよね。

 

例えば、陸上選手が骨折して退院後、もう大丈夫だと主治医から太鼓判を押します。

 

通常であれば、リハビリに通いながら状態を改善していきますが、退院していきなりトラックを走れるでしょうか。それと同じことだと思います。

 

私は家にいるときは、パソコンのスキルアップをしました。

 

そして心療内科の受診日は、診察のあとにご飯を食べてみようという目標を立てるようにしました。

 

初期の頃は緊張することが多かったのですが、この積み重ねが外にいられる時間をのばしてくれるきっかけとなりました。

 

結果として、これが私にとっての復帰へのタイミングとなっていきます。

 

 

職場の同僚や上司との接し方

自分の状態を把握しておく

復帰後、みなさんご自身も果たして仕事をこなせるか心配だと思います。併せて同僚や上司の方も、みなさんに仕事を任せて大丈夫かと不安に感じていることは間違いないことでしょう。

 

そんな時に会社の人を心配させまいと、無理をして仕事を引き受けてしまうといったことがないわけではありません。

 

最初の内は順調にこなせていた業務も、体調の変化とともに段々と効率が落ちてくることもあります。

 

業務時間内に効率よく終了できれば問題ないのですが、万が一できなかった場合のことも考えてみてください。

 

会社は利益を生み出さなければならないため、どうしても効率などを重視する面が多々あります。

 

そういったことを未然に防ぎ、お互いに円滑に業務を遂行できるように、まずはみなさんが自分自身の体調などをしっかり把握しておくことが求められます。

 

そして必要に応じて同僚や上司の方に伝えておくことが重要です。

 

 

仕事復帰で不安だったこと

再発への恐れ

これは誰しもが思うことです。先ほどはみなさんや会社双方が不安であるということをお伝えしました。

 

ここではみなさん自身についてのお話になります。

 

勤務中にもし症状がでてしまったらどうしようと私もよく悩みました。残念ながら過呼吸発作が出てしまうことが何度かありました。

 

頓服の薬や今ではあまり用いられませんが、「ペーパーバッグ療法」としてビニル袋を持ち歩いて勤務しておりました。

 

突然の欠勤

私も当時を振り返り、会社や同僚のみなさんにずいぶん迷惑をかけてしまったなと感じます。

 

朝起きれば体調が悪くなり、会社に欠勤の電話をするということが度々ありました。

 

そのために他の職員さんに負担がのしかかることは十分わかっていたのですが、どうしようもありませんでした。

 

さらに業務が忙しくなると残業を頼まれることがあります。健康であれば引き受けられるのですが、体調のことを考慮し復帰後ではそれが中々できなかったです。

 

再発した場合の対処法

客観的に見る&自分に正直になる

その可能性があることを心得ていること。つまり客観的に見ることと併せて自分に正直になるということでもあります。

 

体調が悪いのに「大丈夫です」といい業務をした場合、万が一、急変して早退しなければならないことも出てきます。

 

再発しないのが一番良いのですが、人間ですからそうはいきません。

 

自分を知ったうえで、薬などを持ち歩く、ご自身の体調や仕事の面において緊急時にはどう対処していくかなど周囲と話しあっておくことも必要です。

 

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  • 本記事は2019年1月1日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。