承認欲求とSNSの関係・自撮りがうざい心理とは?臨床心理士が解説
たくさんの人が毎日楽しく利用しているSNSですが、時々「いらっ」とする投稿もありませんか?
「インスタ映え」と言った言葉も生まれ、みんなに「いいね!」される写真を撮るための様々なテクニックもあるようです。
特に「『自撮り』は男性にモテない」などのネガティブな要素があるようです。
今回は、SNSと承認欲求の関係性、自撮りをうざいと感じる、「SNS疲れ」の心理学的な理由を紐解いてみましょう。
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SNSと承認欲求の関係
すべての人間は本能的に「承認欲求」を持っています。
承認欲求とは、具体的には「人から認められ、評価されたい」という気持ちを指します。
例えば、子どもはお母さんに褒められるためにお手伝いをします。
大人も同様です。
上司に褒められ認められるために、上司の意見に同調したり、営業成績を伸ばそうと一生懸命仕事に打ち込むかもしれません。
そして、こういった努力の積み重ねはお母さんや上司からの「評価」につながります。
つまり人は、
「相手に認められるために行動し、評価される」
という経験を小さな頃から積み重ねているのです。
そしてこの承認欲求に対する積み重ねの結果、自尊心(自分は価値のある人間であるという自信)が高まっていくことが研究で明らかにされています。
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そういった意味から、SNSは「他者から認められ、評価される」場として格好の舞台です。
なぜなら、「いいね!」やコメントの数で、わかりやすく簡単に評価が返ってくるからです。
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- 本記事は2018年12月27日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。