メンタルハッカーの素顔。八方美人の自分を捨てられた理由【ほっしーさん】

2019.01.02公開 2019.01.03更新

うつ病の当事者視点でブログやTwitterなどで情報発信をされている、ほっしーさん(@HossyMentalHack )。

 

今回のインタビューでは、ほっしーさんの幼少期から、学生時代、サラリーマン生活を経て現在に至るまで、ブログやTwitterでは語って来なかったことなどについてお話いただきました。

 

メンタルハッカー、ほっしー

『ほっしーのメンタルハック』というブログを運営する、ほっしーと言います。

 

ブログ、Twitterを中心に、自分の心の分析や対処法などを中心に日々発信しています。最近だとYouTubeを始めたり、メンタルハックの書籍も出しました。

 

amazonアソシエイトより

 

もともと、うつ病という診断が双極性障害になり、そしてまたうつ病という診断に戻ってきました。

 

体調の波は今でもあります。ただ、躁状態というより「過集中」タイプらしくて、双極性障害ではなく、ADHDに近いと言われています。

 

その集中力に関しても、1日1時間しかできない日もあれば、逆に8,9時間、ずっと続けてブログを書いていられる日もあります。

 

そういった意味でも、サラリーマンという働き方が合わず、ブロガーとして生計を立てています。

 

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自閉症の弟の存在

幼少期は、初めての子どもということもあって、結構溺愛されていたんです。

 

5歳のときに弟ができたんですが、その弟が自閉症だったんです。中度の自閉症スペクトラムで。

 

今はB型作業所で働いていますが、子どものときから、すぐに怒りだす、感情の抑制ができない、物をすぐ投げるとか、いろいろと手がかかるわけですよね。

 

それでやっぱり、親は全部、弟の面倒に集中するじゃないですか。

 

そのときから愛着障害までいかなくても、寂しさはあったんです。これは、カウンセラーに言われて気がついたことなんですけど。

 

長男とは言え、子どもですから親に構ってほしかったんでしょうね。

 

本当はやりたくないけど、やらないといけないみたいな衝動に駆られつつ、いろいろ悪いことをしました。弟と意味もなくケンカすることもありました。

 

そして、小学校3年生の頃、ついに学校にも行かなくなってしまったんです。

 

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不登校の原因はホクロ?

今でこそ、不登校の原因は、親に構ってもらえない寂しさにもあったのかなと思っています。

 

しかし当時は、顔にあったホクロでいじめられたことを不登校の原因って言っていました。

 

けれど、ホクロのことをいろいろ言われたのって、1週間くらいなんです。

 

なんとなく、ホクロでいじめられたことを言い訳にして不登校になったのですが、一度学校に行かなくなると、本当に行けなくなっちゃったんですね。

 

不登校に慣れてしまったというか、家を出られなくなって。

 

自宅の部屋の隅っこで体育座りみたいな状態だったみたいです。

 

その頃の様子は、自分の記憶からは抜け落ちているんですよね。多分、この頃が一番病んでいたんだと思います。

 

その後、5,6年生の先生が良い先生で、「学校に復帰しようかな」という気持ちになれたんですね。

 

家に遊びに来てくれて、雑談して帰るだけで、「学校に来いよ」とか言わない先生でした。

 

そのうち、自然と先生に心を開いたというか、学校に行きたいという思いが増していきました。

 

 

全く自己主張しなくなった

その先生のおかげで学校に行くようになったのはいいけど、やっぱり「怖さ」があったんですよ。

 

ずっと社会に出ていない状態で、急に学校に行くって怖いじゃないですか。

 

「いじめを受けたから自分はダメになった」と思っていたので、学校に戻っても嫌われると。

 

それで、いかに嫌われないかという発想になっていったんですね。

 

嫌われないためにはどうしたらいいかと考えたときに、

 

「全部、人に合わせればいい」

 

という、八方美人の道を選ぶことにしました。

 

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小学校5,6年生のときでしたが、すでに周りの大人たちから、

 

「周りの目を気にしすぎじゃない?」

 

と、かなり気にされるくらい、いろんな人の目を見て生きるようになっていました。

 

友達と一緒に、川遊びに行ったときも、「川遊び楽しいよね」と言われたら「楽しいよね」って返すんです。

 

でも、本当は別に興味なんて無いんですよ。

 

「好きでもないお前と、川に行きたくない」と思いながらも、その子たちに逆らったらいけないという気持ちがあったんですよね。

 

…臆病でしたね。自己主張もできず。今と正反対です。笑

 

もともと、ワガママな性格なので、今の自分からしてみると本当に考えられないことだったんですよ。

 

 

ある一言で、また不登校に

そうやって自分を押し殺し続け、なんとか中学校に上がれたんですが、

 

「お前、人に合わせているばかりで、全然自分の意見を言わないよね」

 

と言われたり、中学入学後、半年頑張って続けた剣道を辞めた後、

 

「途中で辞めるなんてダサくない?」

 

とか言われるわけです。

 

そういった、一言一言でガクンと落ち込んでしまい、また不登校になってしまいました。

 

常に人に合わせて生きるって、キャパシティがすごく狭い状態です。

 

ちょっとした攻撃を受けるだけで、グシャって潰れてまた学校に行けなくなってしまったんです。

 

その後、中学2年生のときに少年支援室という、自治体が運営する公認のフリースクールみたいな所に移りました。

 

そこは、不登校の子やいじめを受けた子が来ていたこともあって、いじめも無くすごく平和でしたね。

 

むしろ、バドミントンにハマってスポーツ三昧になったり、初めて彼女ができたり、青春のような時間を過ごすことができました。

 

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高校に入学するも…

少年支援室での生活が終わって、

 

「もう俺は大丈夫」

「俺はどこに行ってもやれる」

 

と思えるようにまでなりました。

 

それで、自分を鍛え直したいと思って、高校はなぜかスポーツ校に入りました。

 

そうしたら、やっぱり一年しか続かなかったんですよね。

 

別にいじめられてはいないんです。

 

ただ、今じゃ本当に考えられないですけど、体罰は当たり前だったし、とにかく理不尽に厳しくて嫌になっちゃったんですよ。

 

結局、また学校に行かなくなって、2年生から転校したんですよね。

 

自分で転校先を探したんですが、地元から遠い学校に行きたかったんですよね。

 

地元の人たちは、僕のことを知っているから、過去を捨てたかったんです。

 

だから家から、わざわざバスで1時間半かけて行くような学校に行くことにしました。

 

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年1月2日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承の上、お読みください。

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