障害開示は臨機応変に。自分がやりたいことに少し冒険した就職活動

仕事を探す上で気をつけたポイント

自分がしたいこととは何かを見極める

やみくもに仕事を探していくのではなく、せっかく「心の休日」をいただいたのだから、自分が何をしたいのか見つけ出すことが必要です。

 

「あれもやりたい、これもやってみたい」と考えるだけでワクワクすることでしょう。

 

しかしあまり考えすぎると、今度は反対に不安になってしまうので、あくまでも冷静にみていくことが求められます。

 

自分にできることか、無理をしていないか

もしやりたいことがあれば、それが自分にもできるものなのか、それをやることで自分が無理をしていないかご自身に聴いてみてください。

 

また、その仕事に就くためにどういったスキルを身につければいいのか、あるいは仕事をしている一日をイメージしてみるのも面白いですよ。

 

社会人としてのマナー

これから社会へ復帰していくわけですから、挨拶などはきっちりできるようにしておきたいものです。

 

仕事を探し始めると色々な方と関わっていきます。

 

例えば、履歴書を買いに文具店に出向いたり、ハローワークで実際に相談を受けたりなど様々です。

 

プライベートであれば、気さくに話すことも許されますが、ご承知のように仕事となると事情が違ってきます。

 

ですが、あまり気負いすぎるのも考えものです。

 

緊張しすぎて頭の中が真っ白になってしまわないようにリラックスして行動すればよいでしょう。

 

 

仕事探しで活用してよかったもの

ビジネスマナーなどのセミナー

仕事を探す上では様々な媒体がありますので、自由に活用すればよいと思います。

 

私といえば、ビジネスマナーなどのセミナーを活用したことです。

 

無料で開催しているものがほとんどですので参加してみてください、

 

その他、私の場合は福祉などに特化したハローワーク(私の地域では福祉人材バンクという)を利用しました。

 

ハローワークなど既に利用したことがある方でしたらお分かりでしょうが、まずご自身の情報を登録することから始まります。

 

ハローワーク以外にもお住いの自治体でも就職活動についてサポートを行っているところもあります。

 

インターネットなどでも情報を仕入れることができます。

 

履歴書について書き方を指導してくれたり、面接についてレクチャーしてくれたりと、また参加されている方と情報交換できたりといい体験でした。

 

ご自身が疑問に思っていることなど相談に乗ってくれるので、ぜひとも活用してください。

 

ハローワークで失業手当が支給されている方は、セミナー参加が求職活動の実績にもなるのでお勧めです。

 

 

仕事探しで、いまいちだったもの

何らかの手段を用いたが「いまいち」と感じるのは人それぞれでしょう。例え結果として役立たなかったとしても、それに囚われる必要はありません。

 

ただあまり関連性の少ないものに関しては客観的にみることもしてみてください。

 

もし必要性が出てくれば利用すればよいだけのことです。

 

私の場合も、これは役に立たなかったというものは特になかったように思います。

 

 

仕事を探す中で重視したこと

自分は何をやりたいのか?

私は仕事を探していく中で、自分は一体何をやりたいのかをいうことを探していくことから始めました。

 

そして、それをやるために、今自分ができることや身につけるとよいスキルなどをリストアップしました。

 

自分専用のスケジュール帳も購入しました。

 

人によっては趣味を活かすことも手ですし、パソコンができるならそれに関連した仕事に就くことでもいいのです。

 

少し独りよがりに聞こえますが、新しいことにチャレンジしている自分が気持ちよかったのを覚えています。

 

就職のために始めたことは?

もちろんスキルアップを狙ってスクールに通い始めることから始めてもいいのです。

 

私の場合は、パソコンの資格取得のために学習書などを某大手サイトで購入しました。

 

また試験も設けられているので、自分にとっては励みになりました。

 

「仕事探しで活用してよかったもの」でもお伝えしましたが、色々なセミナーに参加してみることもしました。

 

参加されている方は就職活動について、同じような悩みを抱えているので情報交換するなど参考になります。

 

そして、セミナー終了後はお茶をしながらリラックスタイムを楽しみました。

 

普段は閉じこもりがちだった私ですが、少しだけ冒険してみるのもいいなと感じました。

 

もちろん、初めのころはお店に入ることに緊張したものです。

 

スケジュール管理をする

併せて計画を立てるにも無理は禁物であることをお伝えしておきます。

 

計画を100%立てることで達成感があり気分はいいのでしょうが、実際はそう計画通りにはいかないものです。

 

何かしらの問題は起こるものです。うまく解決できない時もあります。

 

そんな時は無理せず焦らず行くのはいかがでしょうか。

 

ご自分を「がんじがらめ」にするのではなく、「遊び」というゆとりを持つことが大切です。

 

 

さいごに

仕事の探し方について主に私自身の経験を踏まえてお伝えしてきました。

 

これが正しくてこれが間違っているというものはありません。

 

みなさんそれぞれお考えのやり方でよいと思います。

 

ご自身の疾患についても状況に応じてお話しすればよいですし、無理にご自分をオープンにする必要もないでしょう。

 

仕事を探す上でのポイントや活用してよかったものなどもみてきました。

 

いわゆる「社会資源」というものが溢れていますので、ご自身に合ったものを利用してみてください。

 

まずは焦らずじっくりとですよ。みなさんの参考になれば幸いです。

 

精神保健福祉士より
わたしも「病気の開示は必要に応じて」とのいうのは賛成です。空白期間や有休のとりかたについて、隠すことに無理があるなら開示すればよいと思います。筆者様の素敵なところは、やりたいことを見つけることができたということです。人生の中でやりたいことを見つけられない方もたくさんいらっしゃいます。それでも、働くには何かをしなければならないので途方に暮れてしまうのです。自分自身をじっくりと見つめて、やりたいことを見つけられたからこそ、社会資源を役に立てることができたのだと思います。
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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年3月1日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。