嫉妬の3つの怖さと5つの対処法とは?精神保健福祉士が解説
嫉妬された場合の5つの対処法とは?
嫉妬はする側の心の問題です。
どこに、心の問題を抱えた人がいて、どんなことに嫉妬してくるかわかりませんので、日ごろから嫉妬攻撃を受けないように気をつけるのが一番です。
ですが、嫉妬を受けてしまったらどうすればよいでしょうか?
対処方法について考えてみましょう。
1.自慢をしない
世の中、あなたの幸せを「よかったね!」と喜んでくれる人ばかりではありません。
不特定多数の人が見るSNSに、実名で自慢を書き込むのは特に注意が必要です。
嫉妬攻撃を受けることは、あなたが考えている以上に怖いことです。
芸能人はプライバシーを切り売りすることで、収入を得ていますが、そのような目的以外で、自分の私生活を切り売りするのは、とても危険なことです。
2.謙虚にふるまう
礼儀正しく、誰に対しても謙虚に接するのは、社会人として常識的なふるまいです。
謙虚がなぜ大事かというと、あなたの身を守る側面もあるからです。
謙虚に対応することで、周囲からの嫉妬をかなりかわすことができます。
3.相手の良いところを見つけて伝える
嫉妬されそうになったら、「そんなことないです」と謙虚にふるまう一方で、
「私、〇〇が本当に苦手でなんです」と自分の弱みを見せたり、
「〇〇ができて羨ましいです」と相手の良いところを見つけて、惜しみなく伝える
などのような対応をしましょう。相手の嫉妬がスーっと消えてしまうこともあります。
4.嫉妬攻撃をする人と関わらない
自慢していなくても、全員に知られていることもあります。
たとえば、子どもの学校の成績が貼り出されている場合。
あなたは自慢しているつもりがなくても、子どもの成績に悩み、退学まで考えているような人からすると、
「成績のいい子どもがいる人はいいわね!」
と逆恨みされたり、全く心当たりのない変なうわさを流されたり…。
完璧な子どもはいないので、成績がよくても困っていることはいろいろとあるものです。
しかし、いくらそれを伝えても、謙虚にふるまっても、何をしても、すべてを自慢と受け取り、逆恨みをしてくる人がいます。
もうそれは、相手の心の問題なので、どうしようもありません。
嫉妬渦巻くコミュニティには、参加しないというのも一つの方法です。
成績しか気にしていないママの集いに、一番の子の親が参加すれば、どんなひどい嫉妬攻撃を受けるかわかりません。
異常な嫉妬のパートナーとは別れる
異常なまでの嫉妬心をぶつけてくるパートナーは心に深い闇を抱えています。
深い深い、さみしさを抱えている場合が多いです。
そのような人と付き合うということは、あなたもそのさみしさに共感できる「さみしさ」を抱えているのかも知れません。
しかし、行動監視をするほどの異常な嫉妬は、普通のヤキモチとは質が違いますので、簡単には直りません。
エスカレートする前に別れる方が無難です。
あなた自身が深いさみしさを抱えている場合、なかなか別れられないかも知れません。
この問題は一人で解決するのは難しいので、カウンセラーに相談するのもよい方法だと思われます。
さいごに
今回は、嫉妬の怖さと嫉妬された場合の対処法について考えてみました。
嫉妬されるのはとても怖いことなので、嫉妬されないように予防するのが一番です。
すでに嫉妬されてしまっている方は、対応策を実践してみてくださいね。
【関連記事】
>>嫉妬の理由・羨望との違い・嫉妬しない3つの方法を精神保健福祉士が解説
>>嫉妬深い性格を直す5つのポイントとは?精神保健福祉士が解説
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2019年4月15日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。