まず自分の特性を知ること。そして開き直りも大事
体調が悪いときは、皆同じ
どんなにきちんと自分の特性についてまとめて、説明したとしても、理解されないこともあります。
こうしたときは、開き直りも大事です。
「今は、上司も疲れているのだな」
など、相手に対する共感もできるようになると、楽になります。
うつ病などの精神疾患を持つ者だけでなく、健常者も疲れることはあります。
執筆している私は、現在、妊娠をしておりますが、うつ病以上の疲労を抱えながら、執筆をしております。
まとめにあたり
これまで、様々な仕事をうつ病を抱えながら体験してきましたが、やはり、復帰するときは、自分の体調に合ったスケジュールで慣れた仕事をするのがいいと思います。
クローズ就労は、自分の体調を見ながら、スケジュールを調整できる仕事で入るならよいですが…。
そうではない正社員や派遣社員、パート、アルバイトである場合、上司や職場の仲間たちとのコミュニケーションが大切になってきます。
そのコミュニケーションでつまづいているから、こうした病気になったのだと言われれば確かにそうかもしれません。
ただ、そこを乗り越える努力をすることが、今後の病状の回復と、仕事でのキャリアの構築につながると思います。
無理をしないように、仕事を楽しんでください。
精神科看護師より
オープン就労にせよ、クローズ就労にせよ、職場でのコミュニケーションはとても大切です。特に上司と上手くコミュニケーションが取れれば、働きやすくなるでしょう。また、クローズ就労してみて上手く行かなければ、オープン就労で再チャレンジしてみてもいいのかなと思います。事例の方が仰る様に、まずは自分の特性についてきちんと理解することが大切です。その上で、オープン就労にするかクローズ就労にするかを決められることをお勧めします。
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- 本記事は2019年3月27日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。